モノがインターネットにつながる。
インターネットを介してさまざまな制御やデータの処理が可能になる。
『モノのインターネット』の概念。
とても複雑に感じますけど、非常にシンプル。
例えば、電球。
1879年にエジソンが電球を発明してから電球に対して大きな進化はありませんでした。
19世紀に発明された製品が、21世紀まで変化する事ができなかったという事です。
電球に光をもたらす為にはスイッチが必要とされた事。
当たり前の事ですがこれが大きな欠陥でした。
スイッチの概念を無くし、携帯で操作し明かり灯す。
IoTのテクノロジーを活用することで、モノは人に頼らず高度な制御が可能になりました。
今では、iPhoneやiPadなどからアプリケーションを使ってコントロールできる、
まったく新しい照明システムに進化しました。
1600万色以上から好みのカラーに調整して雰囲気を演出したり、
アラーム機能やタイマー機能があり、時間に合わせて光でさまざまなお知らせができるようになりました。
例えば、家を出る時間がきた時、観たいテレビ番組が始まる時、寝る時間に合わせて自動で消灯し、
朝は徐々に明るくなって目覚ましの代わりに起きる時間を教えてくれる。
照明一つで大きく生活も変化できます。
今まで予想もしなかった事がIoTの進化により実現、改善されています。
これからの未来も大きく進化し生活を変化させ、新しく、楽しい生活が期待できます。
1985年のSF映画、『バック・トゥ・ザ・フューチャー』のシリーズⅡで描かれていたのが2015年です。
今現代と同じ時代の話となっています。
初めてこの作品が制作されたのが、今から30年前です。
30年前に製作された2015年の時代が、現代だと思うと何だか感慨深い物があります。
30年前に想像で作られた未来の2015年と、本当の2015年がどれほど違うのか、
また同じものは何なのかを比べながら見ると楽しめます。
是非、ご一読ください。
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タイトル:IoT ~ビジネスモデル革命~
著 者:小林 啓倫
発 行:2015年12月30日
発行所 :大日本印刷株式会社
RPきくち