こんにちは。2016年４月入社の1年目、こしいしです。

本を読むのは好きなので、拙い文章ですが
毎月様々な本を紹介していければ良いな、と思っております。
よろしくお願いします！

さて、本書のテーマは『自尊心』。

自尊心とは、簡単に言うと
『自分を好きになり、自分が素晴らしい人生を創造するに値する人間だと信じる気持ち』
のことです。

突然ですが、自分の好きなところ、嫌いなところ、
いくつか挙げてみてください。
…どうですか？
自分の嫌いなところより、
好きなところの方が多い、
または嫌いなところなんてない！という方には、
この本を読む必要はありません。
でも、そんな人はなかなかいないはずです。

そもそも私がこの本を読むきっかけとなったのが、私の左隣に座っているM野先輩です。
彼の何事に対しても自信を持って行動し、積極的に取り組んでいくマインドに
私は心を打たれました。

私は自分のことが嫌いで仕方ありませんでした。

自分の好きなところ、得意なことを捻り出すだけでも、とても苦労しますし、
もちろん、自分に自信はなにひとつとしてありませんでした。

しかし仕事をしていく上でこのような性格では、
取れるチャンスも取り逃がしてしまうし、
どんどん消極的になってしまい
モチベーションも保てなくなってしまいます。

そんな中、なんとなく本屋に出向いたところ
出会ったこの本。

自尊心を高めることで人生はうまくいく、
そのように謳われた序章に惹かれました。

そもそも自尊心がなぜ大切かというと、
人生のほとんどの局面に大きな影響を与えるからです。

自尊心が低いと『自分はダメな人間だ』と思って生きることになり、
仕事や人間関係に支障をきたしやすくなります。

自分との関係がうまく行っていない人に、
他人との関係もうまくいくはずがありません。

これを高めるために必要な考え方は
『自分の価値を信じる』
『他人の評価を気にしない』
『前向きに考える』
この3つが重要だと著者は記しています。

これらは、文字に起こすととてもシンプルですが
実際に実行するにはかなり勇気のいることです。

特に『他人の評価を気にしない』
これに関しては、八方美人な私にとっては特に
すぐ切り替えられるものではありません。
しかし自分の価値を認め、
自分を受け入れられるようになった時
自然と他人の評価を気にすることなく
自分を一番に信頼することが出来るのだと考えます。

本書には、自尊心を高めるための
100の考え方が記してあります。
順番通りに読み進めるも良し、
気になるところから読み始めるも良し。
そして上手くいっている人の考え方を心に留め、
自分なりの満足できる人生にしていきましょう。

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タイトル：うまくいっている人の考え方
著　　者：ジェリー・ミンチントン
発　　行：2013年4月25日
発行所　：ディスカヴァー・トゥエンティワン

RPこしいし