突然ですが、みなさんドラゴンクエスト(ドラクエ)というゲームはご存じですか?
知らない方はほとんどいない有名なRPGゲームです。
そのドラクエから実は営業のコツを学ぶことができるとしたら、
営業も頑張れると思いませんか?
本書を読むことで仕事がゲームのように面白くなります。
また、ドラクエをプレイするように一番大切なことが学べます。
本書を読み、本書に登場する営業に役立つルールを3つ紹介します。
1つ目は、「経験値を貯める」ことです。
ドラクエをプレイして、もしもレベル1ならあなたは何をしますか?
私なら外へ出て、敵を倒し、経験値を貯めてレベルを上げます。
同じように、営業はまずお客様と会い、経験値を貯めていくことが重要です。
街の周辺にいるスライムを倒すように、たくさんのお客様と会い、
営業の経験値を貯めていくことが大切です。
2つ目は、「話を聞く」ということです。
ドラクエでプレーヤーが街に着いたら、初めに何をしますか?
私なら街の住人に話かけていき、次に何をしたらいいか情報収集をします。
同じように営業でも、たくさんのお客様と会うだけではいけません。
街の住人から話を聞くように、お客様から「何かお困りになっていることはありますか?」
「何か役に立てることはありませんか?」とニーズやお困りごとを聞いていき、
情報を集めることが大事なことになります。
そのお客様から聞いた情報をもとに、自分がこの先何をしなければいけないのかを
はっきりさせることが大切です。
3つ目は、「ルーラを唱える」ということです。
「ルーラ」ってなんだよ?と思った方も多いと思います。
「ルーラ」とは、一度行った場所に一瞬でたどり着ける魔法の呪文です。
ドラクエで冒険を進めていくと、以前行った街へ戻らないといけないイベントが発生します。
そんな時に魔法の呪文「ルーラ」とよく唱えることがあります。
実は今の時代にも「ルーラ」と同じ効力を発揮する魔法のようなツールがあるんです。
それは、携帯電話、メール、SNSなどです。
これらのメディアは訪問していないお客様と交信したり、調べたりすることができます。
メールや電話でやり取りをすることで時間短縮できたり、
お客様情報を調べることで初めて会うお客様でも初めてとは思えないほど
お近づきになれたりします。
このようにドラクエから多くの営業のコツを学ぶことができます。
感じ方次第ですが、ゲームをしているように仕事をすることができれば
楽しくなり、どんどんのめり込むことができます。
本書は営業をドラクエに例えていますが、
自分なりのコツを見つけるとさらに仕事が楽しくなると思います。
そのきっかけとして、是非本書を読んでみてください。
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タイトル:ドラクエが教えてくれた営業でいちばん大事なこと
著 者:服部 隆幸
発 行:2011年9月8日
発行所 :ダイヤモンド社
RPみしば