言葉は「心の現れ、心そのもの」。
人の過去や今の未来は、その人の心が築いていく。
そしてその心は、顔のシワやホクロや、
手のシワの長さや短さではなく、
言葉、「言葉の相」として出てくる。
なかなか深い表現であり、言葉を唯一使う人間だからこそ、
今一度「言葉」を大切にしたいと思わせてくれる本です。
私は常々、自分が吐く言葉を一番聴いていて、
一番影響を受けるのは、誰よりも自分自身であると思っています。
心で思ったことが言葉として出てくる。これは事実でしょう。
しかし、吐く言葉によって心をつくることもまた真実です。
だからこそ言葉を大切にし、美しい言葉、前向きな言葉、
温かい表現を使うこと、正しい表現を意識することが、
自分の心を成長させ、人生をつくりあげるのだと考え、意識しています。
私たちは言葉を自由に使える国に住んでいます。
世界には望む人生を口にすることも、
望む夢を語ることすら出来ない国もあります。
私たちは自由に夢や希望を持って、それを堂々と言葉にし、
語れる国に生きています。今を当たり前と思わず、感謝の心をもって、
感謝の言葉、前向きな言葉を吐き続け、幸運な人生を歩みたいものです。
ぜひ、ご一読ください。大きな気づきの得られる本です。
にのみ屋