2020/08/22快適なオフィスレイアウトは合理的な動線確保から

オフィスのレイアウトは快適なビジネス空間を作るためにとても重要な役割を持っています。

動線を意識したレイアウトを作ることで無駄がなく、移動などにかかる時間コストの削減にも役立つのです。

オフィスとなるとたくさんの人や部署、大量のOA機器やデスクなどをレイアウトしなければならないので、事前準備が大切になってきます。

きちんと計画を立て、快適なオフィスレイアウトを作成するフローをご紹介していきます。

人数・部署数・人員増・オフィス家具や備品などの予測

オフィスレイアウトを作成するにはまず、

  • 現在の社員数
  • 部署数
  • 増員が見込まれる場合の予測
  • 社長室や会議室など個別スペースの必要数
  • デスクなどのオフィス家具・OA機器の確認

といったものをきちんと把握しておきましょう。

一覧表などにしてまとめておくと、いつ誰が見てもわかりやすいので便利です。

オフィス家具などはサイズを測っておき、どの場所にどのオフィス家具を設置するか決めていきましょう。

新しく購入する際は、置く場所のサイズを把握しそれに合ったものを購入することで、デッドスペースを限りなく減らすことができます。

また、実際に働く人たちの意見はとても参考になるので、同時に社内アンケートなどで要望などを聞いておいてもいいかもしれません。

普段の業務から見えてきた意見をレイアウトに反映することで、より快適な動線が築ける可能性があるからです。

とくに個別の部屋がなく、ワンフロアを複数の部署で利用するような場合は、どういったレイアウトにすることがより効率的な動線になるか、現場の意見はとても重要になります。

レイアウトの作成は「大枠のスペース」→「部署ごと」

はじめに会議室や応接室といった個別の部屋やスペースをどこに配置するか、またはどの部屋を割り当てるか決めます。

例えばワンフロアで応接スペースを確保する場合は、応対のしやすさだけでなく、機密保護の観点からもお客様が執務スペースを通らなくてもいい場所を選ぶようにしましょう。

次に各部屋や部署ごとにレイアウトを決めていきますが、その時に大事なのは動線です。人の動きが阻害されるレイアウトでは、オフィスの効率が下がるので、動線を考えて図面上で島型にデスクを配置し、いくつぐらいデスクを入れることが可能か確認しましょう。

動線を考えるうえでの一番のポイントは最も人が通るメインの動線、それを補うサブの動線を明確にすることです。

そのうえで各自の座席から移動の距離・時間などがどのくらいかを再考すると、動線の過不足を見直すことができます。

通路はデスクと壁などの間は最低でも1メートル、できれば1.2メートルほど開けるようにします。これ以上狭くなると人が通りづらくなってしまうので、幅を考えながらレイアウトしていくことをおすすめします。

また動線を考える際には非常時における通路の確保も必須です。非常口へのスムーズな移動だけではなく、消火器などの防災用品の場所も考慮しておきましょう。

まとめ

オフィスレイアウトのポイントは、現状を把握した計画的な事前準備と効率的な動線の確保です。

トイレや給湯室への動線をはじめ、各部署へのアクセスや来客対応をどこでするかなど、普段の業務の中からアクセスしやすいレイアウトを見つけてみてください。

もちろんこうしたオフィスレイアウトを専門に行なっている業者もあるので、そうしたプロに委託するのもいいかもしれません。

サンフロンティア賃貸では、オフィス移転に関するトータルサポートをしております。
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