<日本文化部>今月は人形浄瑠璃を鑑賞してきました!

こんにちは!
2020年も日本文化部は元気に活動してまいります!
それでは2020年第1回目の活動報告です。

今回は「人形浄瑠璃」を初鑑賞してまいりました。

加藤社員(リプランニング事業部)たっての希望で、
2本立ての豪華な舞台を3時間じっくりと堪能させていただきました。

会場は日本芸術文化振興会が運営する国立劇場です。
和服姿の方も多く、厳かな雰囲気でした。

人形浄瑠璃は日本を代表する伝統芸能の一つで、その始まりは江戸時代初期まで遡ります。
2008年にはユネスコから無形文化遺産に登録され、今日までその文化が大事に承継されてきました。

人間国宝の方々も多く登場するようで、始まる前から緊張します。

今回観劇した演目は2本!
①新版歌祭文
江戸中期の人形浄瑠璃。お染の久作の心中事件を脚色した三角関係の恋愛演目。
②傾城反魂香
歌舞伎の演目。師匠に認められ、苗字をもらいたい絵師の人間味溢れる演目。

女性陣からは、①の恋愛人形浄瑠璃が楽しかったという感想が多く聞かれました。
いつの時代も恋愛演目が好まれるのは変わらないということですね。
ご先祖様、今日も私たちは元気に恋愛ドラマに心を躍らせています。
そして、②の演目はなんと・・・以前の活動で観劇した歌舞伎と同じ演目でした!
冒頭の部分だけで、全員が「あ、この演目知っている・・・!」とビビッときたようで終演後はその話しで大変盛り上がりました。
流石日本文化部員、体験をちゃくちゃくと身に付けております。活動の成果が伺えますね。
人形浄瑠璃と歌舞伎との繋がりを知ることもでき、とても興味深い体験となりました。

また、大変光栄なことに今回の公演では「八代目 竹本(たけもと) 錣(しころ)太夫(だゆう)」の襲名披露の回に入ることができました。

錣太夫の名は80年ぶりの襲名だということで、記念すべき回に立ち会えたことにとても感動いたしました。文化はこうして受け継がれていくのですね・・・
加藤社員はちゃっかりサインまでもらっておりました。とっても嬉しそうです。是非家宝にしてください。

参考:【2月文楽】竹本津駒太夫が六代目竹本錣太夫襲名にかける想いを語りました | 独立行政法人 日本芸術文化振興会
https://www.ntj.jac.go.jp/topics/kokuritsu/2019/21015.html

人形浄瑠璃には3つの役がありますが、まるで生きているかのように人形を動かす技はもちろん、そのタイミングの合いようには驚くばかりです。
・太夫(しゃべり)
・三味線(曲)
・人形(3人で1体の人形を動かします)
三位一体、チームの力を感じました。
部署は違えども、私たちサンフロンティア不動産も全社員でone teamです。息を合わせて業務も頑張っていきましょう!

日本の伝統芸能と呼ばれるものは「歌舞伎」「人形浄瑠璃」「能」の3種類があります。
今後「能」を観劇することができれば、伝統芸能は全制覇となります。
近いうちに能の観劇も計画してまいります。
目指せ、日本文化のスペシャリスト!

次回はどんな日本文化体験か、お楽しみに★

日本文化部一同