長崎研修旅行に行ってきました!

いつもありがとうございます。

11月12日(木)~14日(土)、入社5年目以上が中心の総勢40名で
長崎研修旅行に行ってきました!


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(参考)当社お手製のしおりの表紙。

リプランニング事業部の大本主任の作品です。

限りなく広がる青空と透き通る海に浮かぶ軍艦島。

期待が膨らみます。


今回の研修旅行のテーマは、
『発動の機は、周遊の益なり』
~心を発動させる。会社に変化を巻き起こす!~
とさせていただきました。

『心はもと活きたり。活きたるものには必ず機あり。
機なるものは触に従ひて発し、感に遇ひて動く。発動の機は周遊の益なり』

これは、長州の吉田松陰先生が人生初の藩外の旅へ出発する際に綴った言葉で、
『心はもともと生き生きしたもので、必ず動き出すきっかけがある。
そのきっかけは何かに触発されて生まれ、感動することによって動き始める。
旅はそのきっかけを与えてくれる』という意味です。

当社の研修旅行にぴったりのいい言葉です。

人は旅をして、新しいものや美しいもの、偉人達の足跡や志、
胸を締め付けられるような歴史などに触れることで、心振るえ、感動し、
その結果、心が生き生きと動き出すものです。

今回の研修旅行では、旅を通じて感動を共有し、
参画者全員の心が発動を始めてくれたことと、幹事団冥利に尽きます。

そろそろ、長崎研修旅行の振り返りをはじめます。


 

【1日目】

6時20分に羽田空港集合。

8時45分、無事長崎空港到着。

軍艦島上陸ツアーの時間も迫っているので早速バスに乗り込みます。


上田幹事長と水野団長。研修旅行のテーマを再確認。

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写真4 (640x425) そして、長崎県営バスのバスガイドさん。


長崎港に到着。すると、目の前には・・・・

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大きなクルーズ船(サファイヤプリンセス号)

一同、バスの中から「ウォー」という声が
広がります。
感動ポイント1です。

 


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感極まって、決めポーズをする橋本主任

 

 

 

 


そして、軍艦島ツアーの船に乗り込みます。

写真7 (640x425) (後ろではなく、手前の船です。)


軍艦島に向かう途中の船内からは、長崎の近代化を支えた三菱長崎造船所関連施設を
見学しました。(この景色は、船上からしか見学できないレア景色です。)

長崎造船所 ジャイアント・カンチレバークレーン と 大型タンク船
戦艦「大和」とならび、日本帝国海軍が世界に誇った超巨大戦艦「武蔵」が作られた場所です。

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三菱重工香焼工場(通称100万トンドック)

30万トン級・長さ300mの大型船を同時に3隻作ることのできる世界最大のドックがあり、
通称「100万トンドック」と呼ばれる
三菱重工最大級の工場です。

 

 

隣で造船中の船のコストは、約1,500億円だそうです。

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そうするうちに目の前に軍艦島。テレビで見るのとは、異なる存在感。感動です。

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軍艦島MAP

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ガイドの方の説明を真剣に聞き、記念撮影。みんなよい笑顔です。

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無事、堪能できた軍艦島ツアーですが、その裏舞台では、多くのドラマがありました。
以下その様子です。 (抜粋)

(9月18日 軍艦島に行けない)

幹事が初めて招集された9月18日。旅行会社から衝撃の一言が。
「半年前から予約を試みていますが、現時点では軍艦島ツアーの予約ができていません」
困りました。軍艦島があるからこそ、長崎を選んだ多くの仲間がいたので・・・

(9月25日 周遊ツアーなら)

仲間の喜ぶ顔を見たい。その一心で幹事団は、日夜動きました。
そして、上陸はできないものの、近くまで周遊できるツアーを見つけることができました。
幹事一同ホッとした瞬間でした。

(9月30日 せっかくなら上陸したい)

ホッとしたのもつかの間、多くの仲間から上陸できないことへの悲しみの声が
挙がってきました。
ここで学ばせていただいたのは、自分目線でなく、相手目線で考えるということです。
仲間からの悲しみの声は、相手目線で考えられていない幹事団の心の緩みでした。

(10月9日 絶対に上陸する。奇跡)

その後も、軍艦島上陸ツアーを日夜探しましたが、なかなか見つかりません。
さすが、世界遺産。

そんな中、奇跡が起こりました。10月8日夜、別の団体ツアーにキャンセルが
出たという情報を掴みました。
翌日、即予約をし、今度こそ、仲間の喜ぶ顔を思い浮かべてホッとしました。

(10月30日 上陸できない)

出発まで2週間に迫り、予約状況の確認をしたとき、ツアー会社から衝撃の一言。
「船のタラップが故障して、現時点では上陸ツアーが出来ていません。
今後回復の目途は立っていません。」

ゾッとしました。もはや、ここまでかと。

(11月11日 熱意が状況を変える。奇跡2)

11月2日から毎日のように状況の確認をし、なんとか上陸したい旨、ツアー会社に伝えました。仲間の笑顔が見たい一心です。しかしながら出発の前日11月11日の午前中時点でも状況は変わりませんでした。が、11日午後に奇跡が起こりました。

ツアー会社の方からは、
「毎日のように連絡してくるお客さんは、初めてだよ。こっちも何とか協力したいと思って動いたよ」

最前線で交渉をしてくれたのは、港店の森山係長です。
「もうダメだというときが仕事の始まり」「熱意なきところに成功なし」
「自分の投げたボール以上の球が返ってくることはない」「主張は敵対的交渉ではまとまらない」
などの当社での日々の教えを実践できた、よいモデルケースだと思います。

シーマン商会の方々、素晴らしい軍艦島での素晴らしいツアーをありがとうございました。


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さて、長崎港に戻り、お楽しみの昼食です。

昼食の会場は、ちゃんぽん発祥の店『四海楼』


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ちゃんぽんだけでなく、酢豚、水餃子、皿うどん、杏仁豆腐を食べ、

 

 

 

 


ご満悦の美女(左から板東さん、照山さん、細井さん)

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各施設の見学は続きます。
長崎造船所資料館

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スケールの大きさに圧巻。
岩崎家の歴史とともに長崎造船所の半世紀にも渡る歴史を学びました。


大浦天主堂

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クラバー園を見学

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そして、世界新三大夜景に選出された1,000万ドルの夜景スポット稲佐山

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1日目の最後のイベントは、振り返りコンパ!
学んだことを各班にて、話し合いをし、代表者の方に発表してもらいました。

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また、○×形式でのクイズも行いました。
景品は、長崎新地中華街で購入した鍋敷。いい笑顔です。

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参考までに実施したクイズを一問

≪軍艦島からの出題です≫

Q:軍艦島30号棟は1916年に建設された建物ですが、
現存する日本で最古の鉄筋コンクリート造の建物である。○か×か。

正解は、ブログの後半で発表します。


宿は、出島の湯ドーミーイン長崎でした。
気持ちの良い大浴場とおいしい朝食、そしてホスピタリティあふれるサービスで
個人的にも是非利用したいと思いました。

一日目の行程は、以上で終了です。(21時10分)
その後は、夜の街並み散策を個別に行いました。


【2日目】

2日目は、13時50分まで各班にて自由行動です。
坂本龍馬が躍動した亀山社中跡がある風頭公園周辺や、日本最古のアーチ型石橋の眼鏡橋、
鎖国時代に西洋に開かれた唯一の窓口だった出島を中心に見学しました。


「長崎はわしの希望じゃ」と坂本龍馬のように言ってみる上田幹事長。(風頭公園にて)

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長崎県立美術館を見学し、

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自分が芸術家にでもなろうかとしている福井さん

(長崎水辺の森公園にて)

 

 

 

 


眼鏡橋                      出島

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路面電車                    長崎名物トルコライス

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時間に限りがあり、まわり切れなかった長崎市内。
是非、また、訪れたいです。


その後、バスに乗り、平和公園と長崎原爆資料館へ向かいます。
現地ガイドの3名からお話を伺い、長崎原爆の脅威と悲しみを
より一層感じることができました。

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そして、ハウステンボスへ

夕暮れ時に到着し、ハウステンボスの目玉『光の王国』を横目に、
2日目の宿である『アムステルダム』に向かいます。

ハウステンボスは、夜景鑑定士認定の全国イルミネーションランキングの
総合エンターテイメント部門を2年連続で第1位を受賞し、
常に進化し続ける王者の輝きを放っていました。

ここでも昨日の稲佐山同様に、30歳を超す多くの男性陣からは、
「ウォー」という低い歓声がハウステンボス中に響いていました。

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2日目のコンパは、ハウステンボス内にてBBQです。

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ここでも、2日目の学びをしっかりと話し合ってもらいました。


コンパの後は、小雨が降る中での仮面舞踏会です。

アムステルダム宿泊者にプレゼントされる仮面を身に着け、いざ舞踏会へ。
カラフルなマントもレンタル可能で、気持ちは中世ヨーロッパの貴族です。
女性陣のドレス姿に、男性陣からは、「ウォー」と低い歓声が響き渡ります。

舞踏会が待ちきれないサンフロ社員一同

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興奮のあまり、力が入りすぎの塩澤副店長

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女性陣に囲まれ自然と白い歯が光る水野団長と瀬良次長

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アムステルダムロビーにて集合写真

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左上の有明主任は、自前で仮面を購入されていました。3,800円(別途税)
こんな感じで2日目の行程が終了しました。(8時40分)

その後は、それぞれでパーク内のイルミネーションや、バーでの生演奏を堪能しました。


【3日目】

最終日は、ハウステンボス株式会社執行役員の高田様による
ハウステンボスの再生についての講演から始まります。

草創期から携わる高田様から経営における根幹をお話しいただき、
経営のどん底から復活していくその背景を学びました。

中でも、「苦難がある中でなぜそこまで続けられたか」という問いに対して
高田様がご回答されて、「地元の方の熱意とこの仕事が好きだから」と発言されたことについて、
建築や街が好きで、そこに居る人や街や社会を良くしたいという想いを基に
働かせていただいている私達に通じるものがあり、感動しました。

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その後は、各自、自由にハウステンボス内を散策しました。
高田様お勧めのハウステンボス歌劇団や、ドルトムーンからの眺望、

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話題の「変なホテル」の視察、中には、セグウェイ体験やバンジージャンプに挑戦するものなど、 写真51 (640x427)写真50 (640x427)

短い時間をフルに楽しみました。


13時にハウステンボスを離れ、最後の目的地、
キリスト教関連施設の「大野教会堂」と「出津(しつ)教会堂」に向かいます。

この2施設は、長崎市の大浦天主堂と共に、
「長崎の教会群とキリスト教関連遺産」として、2016年世界遺産の候補にも挙がっています。

 

大野教会堂

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出津教会堂

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どちらの施設もキリスト教の禁教後に信仰を守る潜伏キリシタンの為に、
ド・ロ神父が設計し、私財を投じて建てられたものです。
独自の設計方法に心を打たれると同時に、自分以外の為に、
何かをしようとするド・ロ神父の心に感動しました。


その後長崎空港から羽田空港へ。
こちらで長崎研修旅行の全行程が終了です。

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最後に、長崎振り返りクイズの正解は・・・×

1911年に建設された三井物産横浜支店が日本最古の鉄筋コンクリート造の建物です。
尚、30号棟は日本最古の鉄筋コンクリート造の集合住宅です。

長崎は当社にとって初めての社員研修旅行先でしたが、
参画者の積極姿勢と幹事団の奉仕の心、それと“長崎”という独自の文化の息づいた土地により、
思い出深い、感動ある社員研修旅行でありました。

今回の学びを今後のよい生き方に繋げていきます。

長崎研修旅行幹事団
サンブログ代表 KSHI