経理部の末吉啓嗣です。
9/24(土)信越五岳トレイルレース110kmに出場してきました。
制限時間22時間の中、何とか21時間9分で完走できました。
朝5時半スタート、翌朝2時39分ゴールでした。
トレイルランニングは、小さなザックに飲み物や軽食を持ち、自然を満喫しながら走るスポーツです。
気分も体もリフレッシュできるので休日の過ごし方としては最適だと思います。
長野県の斑尾高原スタートで以下のコースを走ってきました。
http://www.sfmt100.com/cousemap/
信越五岳(斑尾山、妙高山、黒姫山、戸隠山、飯縄山)と呼ばれる山々を越えていきます。
最大標高差1,230m、累積標高差4,670m。
21時間ひたすら走るか歩いております。
エネルギー補給は、全部で8箇所設置されているエイドステーションでの軽食です。
そばと巨峰、味噌汁が美味しかったですね。
レース開始早々、何人もの人が蜂に刺されていましたが、
それでも走り続けている姿が印象的でした。
天気は曇り。朝と夜は寒かったですが、走る気候としては良かったです。
ただ、レース前に雨が降っていたので、山の中はぬかるんでおり、
一歩あるくごとにスネまで泥に浸る箇所もありました。
「ぐにゃっ」という感覚は、普段なかなか味わえない新鮮な感触、大人の泥遊びでした。
アスファルトの上を走ることでは得られない喜びです。
18時半にもなると、山の中は真っ暗で何も見えません。
ヘッドランプの明かりを頼りに進んでいきます。
選手同士の間隔もまばらなので、夜の山を一人でひたすら走り続けます。
しばしば、「かさかさっ」と茂みの中で何かが動いており、肝試しの趣きがありました。
熊が出没するので、熊よけの鈴を皆装備しており、
鈴の音で前や後ろに人がいることを感知します。
真っ暗の中、崖も通るのでかなり神経を使いました。
足が極限状態の中、斜面が崖寄りに傾いていた箇所もあり、
なかなか油断のならないレースでした。
ゴール後の達成感はなにものにも換えがたく、これを味わうために次なる練習を始めます。
大会後、心地よい足の激痛が訪れました。
帰り道の写真です。この坂道、下るのに15秒かかりました。
(すえよし)