亀島川(霊岸橋より)
先日、弊社の女性社員に
「見ましたよー あれー ぷふっ ほんと何か、バカっぽくておもしろかったですーー」
と終始笑いながらバカにされ、いや褒められ、
俄然やる気になり、今回は日本を代表する金融街、茅場町・兜町界隈を散歩しました。
まず皆さんにご紹介したいのが、『銀行発祥の地』。
さすがに金融街と言われる所以がここにあります。
明治時代の産業界を代表する実業家・渋沢栄一が創立した日本で最初の銀行、
『第一国立銀行(現みずほ銀行)』の跡地です。
この石碑、みずほ銀行兜町支店の外壁に埋め込まれておりますが、現在リニューアル工事中。
工事後は、もっと”銀行発祥の地”をアピールしたものになるとのこと。
兜町というと、皆さんは『東京証券取引所』をイメージされると思いますが、
“通(つう)”であれば、ここを押さえておくべきでしょう。
ちなみにこの近くには『電燈発祥の地』もある。
このみずほ銀行兜町支店の北側にあるのが、
現在募集活動中の『郵船兜町ビル』。
“郵船”といえば、そう『日本郵船』のことである。あの岩崎弥太郎が創業した会社である。
“渋沢””岩崎”とそうそうたる名前が並ぶところが、いかにもこの界隈らしい。
話を元に戻しますが、この郵船兜町ビル、竣工はなんと1923年!!
ちなみに、このビルの近くにある日証館も1928年築。第2井上ビルは1929年築。
どれもすこぶる人気が高いビルである。
この界隈のビルを見て、「古ーい!!」と言う人は、まだまだだ!チッチッチ。
「古くて価値がある!」、これが100点満点の答えだと筆者は思っている。
実際にヨーロッパでは、歴史のあるビルほど人気が高く、
価値があるとされている国が多いと聞いたことがある。
地震国といわれる我が国。
ビル選びには、当然ながら耐震性も大事だが、
ビルの価値は決してそれだけではないはずだ。
この郵船兜町ビルが醸し出すレトロ感は他にはなかなか真似できない。
このレトロ感を見て、ついついやりたくなったので、オーナー様の目の前で、ポーズをきめてみた。
価値があることを確信した目をしていることがよく分かる。
こちらの郵船兜町ビル。現在1階が募集中です。
http://search.sunfrt.co.jp/detail/76222.html
現在なんと!!テナント募集キャンペーン実施中!!!
詳細は、
サンフロンティア不動産 八重洲店 03-5521-1480
この番号までお問い合わせください。
(現在は終了しております)
電話に出た者に「『いつも文才に富んだブログを書いている人』をお願いします。」と言っていただければ、
すぐ分かるかと思います。
さて、昼になりました。どこかで昼食を取ろう・・・・
今回は私が愛用しているお店を2件ご紹介したい。
まず、茅場町から八丁堀方面に移動する際に是非立ち寄っていただきたいお店がこちら。
住所は八丁堀で最寄は都営浅草線『宝町駅』。
ここのお店は、私がたいへん好意にさせていただいている
オーナー様の奥様のご実家だそうだ。
不動産関係者ならご存知の方も多いかもしれない。
その奥様が実際に筆を取られたという「メニュー表」
かなり達筆である。
初めて行かれた方には、まず『ニラ玉』を薦めたい。
尾道出身の筆者には、懐かしすぎる醤油味のラーメンと、具が皿からこぼれ落ちそうな回鍋肉。
こんなに頼んだのか?! と思われる量である・・・・・・・頼みました。
このお店は、料理もさることながら、お店の方々が実に親切。
ご夫婦で営まれており、お昼は女性の店員さんも加わり、3人できりもりされている。
非常に家庭的、かつ気の利きかたが半端ではない。非常にお客様を大切にするお店である。
八丁堀方面にお出かけの方には是非立ち寄っていただきたい。
営業時間は11:00~14:00 17:30~21:30
昼も夜もピーク時は混雑必至。少し早めか少し遅めをお薦めする。
鳥専門店『宮川』である。
ここも混む。実に混む。長蛇の列になることもある。
ランチは五種類。
から揚げ、てば先、かしわ丼、やきとり丼、もつ丼である。
店内に入ると、結構若い女性が多いことに気づく。大人気である。
席に着いて、定番の『から揚げ』をオーダー。
オーダー後、まずこの濃厚な『鶏がらスープ』がくる。
普通の店のお茶のような感じか。黄金色である。
しばらくして、やってきましたー。から揚げ!!!
この迫力を見よ!!この衣が黒くなる前に上げている白っぽさがたまらん。
定食の全体を写すとこんな感じ。
右下のポン酢に皿の上の山盛りネギを入れて、テーブルの奥にある”さんしょう”をかけて食う。
美味すぎる。並ぶわけがわかる。
茅場町で働くビジネスマン、茅場町に行くビジネスマン、『宮川』を、よろしくっ!!
あーーーー 茅場町を語り過ぎたので喉が渇いてきた。
コーヒーでも飲もう。
私が秘かに通う茅場町の穴場を紹介しよう。
それが、ここ!!!
『サン茶房』
この店の雰囲気と、深い味わいのコーヒーが大好きなのである。
左は鉄製の灰皿。
筆者はタバコを吸わないが、味がある灰皿なので、何となく入れて撮った。
このお店の”昭和”な感じがよい。
筆者は”カフェ”よりも”喫茶店”が好きなのだ。
これを分かってくださる方も結構多い。
歴史を感じさせる空間が、現在も残る茅場町・兜町。
何から何まで味がある。
平日のちょっと空いた時間に、取引先に行って帰る少しの時間に、
ぶらっと散歩をすることをお薦めしたい。
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