東京さんぽ  vol.21 〜奥多摩湖 ドラム缶橋〜

東京の魅力をお伝えするために始めた「東京さんぽ」ですが、
最近は番外編ばかり。申し訳ありません。

 

今回は正真正銘、東京です。
といっても、東京にも、新宿駅から立川駅で乗り換えて2時間あまりで
自然豊かな世界が広がります。

秩父多摩甲斐国立公園にある奥多摩湖にやってまいりました。
正式には「小河内貯水池」と言うのだそうです。

山梨県側の小菅村や丹波山村にまで広がっています。
多摩川の源流は山梨県にあるんですね。

 

小河内ダム建設の計画から竣工まで32年あまりを要し、
建設のために移転を余儀なくされた世帯は
総数945世帯に及んだとのこと。
ダムも竣工から61年も経つのですね。

 

本日は、山梨県の勝沼から大菩薩峠を越えて
青梅街道を西からやってきました。

 

小河内ダム周辺は人も多いので、ドラム缶橋を目指します。

 

今日の出発地である峰谷橋(みねだにばし)に到着。


真っ赤な橋の上からパシャり。


次のバス停「小河内神社」まで歩きます。
ドラム缶橋はこのすぐ下なのですが、まずは神社へ。

結構な上り坂です。


うわっ、あんな高いところに。


鳥居をくぐり階段を上る。すべりやすいので注意。


境内からの眺め


ここで、ポツリ、ポツリと。

ん?何やら、暗くなってきたか?

 

急いで麦山浮橋(ドラム缶橋)へ。


これらの橋は当初浮体にドラム缶を用いていたことから、
今でも通称「ドラム缶橋」と呼ばれています。
現在の浮きはポリエステル製に変わっています。
この揺れが独特で、慣れるまで時間がかかります。



稜線が湖面に揺らめいています。心地よい風が。


渡りきると自然豊かな散策路へと続いていきます。

しかし、渡りきったところで雷鳴が。
もっといろいろ行きたかったのですが、今日はここで断念
(この約30分後にゲリラ豪雨がやってきてホワイトアウト状態に)。

東京にも、自然に囲まれた素晴らしいところがあるのですね。
ドライブもいいのですが、是非車を降りて、散策を楽しみたいですね。

奥多摩駅からバスで行く場合は、発車時刻を確認し、
乗り過ごし等に十分注意しましょう。

 

今度は、どこに行こうかな?

 

kx@g