2020年7月のさと、うま とまらない@三浦知良

2020年7月23日は東京2020オリンピック開会式。
・・・のはずだったが、現実はそれぞれが行動を自粛、雨の多い4連休が静かに通り過ぎていった。

そういえばサッカーのチケット当選したんだったな・・・とふけっていた6月下旬頃、TVには今期からJ1に昇格した横浜FCのカズこと三浦知良、中村俊輔、松井大輔の元日本代表3人のトークが頻繁に映し出されていた。

あれ、なんか超楽しそう。
ふとそう思った。

そうか、2月に第3節まで行われていたリーグは中止されていて、6月27日に無観客でようやく再開、7月10日からは観客を入れて再開するという。
ファンにとっても嬉しいことだが、なにより彼ら3人は、自粛されていたサッカーができること、それだけへの喜びから生まれた純粋な笑顔なのだ。
サッカーが大好きなんだ。

プロである以上、サッカーは彼らの仕事。
こんなにも仕事ができることに喜びを感じているレジェンド3人にとても感銘を受けた。

こうなるとカズの本を読まなくてはいられなくなった。
そしてチョイスした書籍がこちら。

とまらない 三浦知良

完全にジャケ買いだ。

1967年生まれのカズは今年で53歳。
世界的にもプロサッカー選手としてレジェンド化しているカズは、とりわけ心にしみる語録も多い。
今回は特に、仕事(サッカー)ができる喜びのポイントを掴みたい、そう思った。

本書は2011年から2013年、カズの年齢でいえば44歳〜46歳のときに日本経済新聞のコラムとしてかかれていたものが集められている。
年代ごとに数ページにまとまっているので、とても読みやすい。

そもそも現役プレイヤーとして存在している自体がレジェンドなのだが、本書にもあるように2011年の東日本大震災チャリティマッチでのゴールなど、言葉はなくとも、多くの人に勇気、感動を与えて続けてくれているのがカズではないか。

KING KAZU GOAL!! 復興支援チャリティマッチ – YouTube
https://www.youtube.com/watch?v=3ZARRePDMh8

いつ見ても泣ける瞬間だ。
東日本大震災からたった2週間程度あとに行われた試合で、ゴール、さらにカズダンス。
本書にはそんなカズの言葉が散りばめられている。以下いくつか抜粋させていただく。

〜たぶん人生は見えないものと常に向き合い続ける。でも、だから面白いんだ。〜

〜変化にしか発展はない〜

〜成功よりも成長したい〜

〜後ろは振り向かない。昨日でも明日でもなく、「今日」しか僕には映らない〜

〜前へ。次へ。先へ。〜

分かってはいるけど、シンプルすぎてジーンとくる。

このような時代においても仕事ができる環境にまず感謝したくなった。
仕事にも誇りをもって行動したい。

カズがJ1のピッチに立つ日ももうすぐだ。

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■参考サイト
BOA SORTE KAZU | 三浦知良オフィシャルサイト
http://www.kazu-miura.com/

【公式】Jリーグ公式サイト(J.LEAGUE.jp)
https://www.jleague.jp/

横浜FC【公式】 – YouTube
https://www.youtube.com/channel/UCUiRzm2iBaQM8k_TccZDq-w/videos

タイトル:とまらない
著  者:三浦知良
発  行:2014年3月20日
発行所 :株式会社新潮社

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