松下電器(現パナソニック)の創業者であり、経営の師として知られる松下幸之助氏は、
生前に多くの経営指針やその名言を生み出しております。
この書籍は、松下幸之助氏の名言を元に、当時の出来事と合わせ、分かりやすく、端的に書かれており、「経営についての考え方を学びたい」「人生の考え方を学びたい」という人にもってこいの一冊です。
《任せておけず自分がやる人は、実力いっぱいの仕事しかできない》
松下幸之助氏は、人使い達人であったと言われます。
管理職に対しても部下の実力を十分に発揮させる方法として、「自ら力があるから、もうはたに任せて
おくと辛気くさいからというて、自分が引き取ってやるという人がありますけれど、これはもう結論に
おいては、その人の実力いっぱいの仕事しかできない」と説いております。
一方で、《基本は自力でなくてはならない》とも説いております。
他の協力を得ることによって、自分の実力以上の仕事を行うことができますが、
「他力」に頼りすぎると、他力による成功を自力だと勘違いし、甘えと慢心が生じてしまうからです。
このように、松下幸之助氏の一つ一つの言葉が組み合わさり、
松下幸之助氏の考え方の入口を知ることができます。
この名言の一つ一つを理解することにより、自分を成功させ、充実した人生をおくれるものと思います。
是非、ご一読下さい。
RP まえもりだいき
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タイトル:1分間 松下幸之助
著 者:小田 全宏
発行日 :2011年10月5日
発行所 :ソフトバンククリエイティブ株式会社