2016年7月のきくち ~1人で100人分の成果を出す~軍師の戦略@皆木 和義

軍師の戦略 (480x640)

ちゃん、ちゃん、ちゃん♪
ちゃん、ちゃん、ちゃん♪
ちゃん、ちゃん、ちゃん、ちゃ~~ん♪

このオープニングソングでご理解できた方はかなりの大河ドラマ好きです。

・・・そうです。
今回は只今放映中の三谷幸喜さんが脚本を手掛けている『真田丸』の主人公、
真田幸村(信繁)が登場する本です。

本書は、10人の軍師から学ぶ経営学です。
戦国時代の「軍師」はその状況の中で、時間、局面、道理、仁徳など幅広い観点で考えています。
現代の経営にも通じる考え方であり、ビジネスで名を広めた著名人の言葉にも、その普遍的な考え方がみられます。

戦国時代には数多くの軍師が様々な活躍していました。
その代表的な10人が戦い、人生、生き方の『戦略』を言及しています。

戦国時代のように組織を取り巻く環境が流動的なときは、
情勢を的確に分析して戦略を練る軍師の力は大きかったはずです。

それはグローバル競争、ビジネス戦争に直面している現在の日本企業にも当てはまると思います。
成長する組織には、優れたリーダーがいるのはもちろんのこと、
参謀、補佐役といった組織のナンバー2に優れた人物がいるものです。
こうした組織は、強固で成長し続ける組織になりえます。

絶賛放映中の『真田丸』、真田家は逆境にありながらも
常に知略をもって幾度と無く訪れるピンチを乗り越えてきています。
戦国時代は常に状況が変化していく中、どのように対応するかが命運を分けます。
これは同じく経営にも変化に対応する事が重要だと言えるではないでしょうか。
10人の軍師の戦略を紐解くことでビジネスに役立てると思います。

本書を購入する決め手となった軍師は、黒田官兵衛、直江兼続、石田三成、真田幸村です。
かっこいいですよね。戦国時代の有名人ですね。

現代の優れた軍師としてあげられるのは、
稲盛和夫、本田宗一郎、松下幸之助、孫正義、三木谷浩史、スティーブ・ジョブス、
名立たる顔ぶれですね。今は亡き名君もいますが現代社会の礎となった人物に間違いないです。

是非、ご一読ください。

#サンブログ #sunblog #書評 #ブックレビュー #1人で100人分の成果を出す軍師の戦略 #皆木 和義

タイトル:~1人で100人分の成果を出す~ 軍師の戦略
著  者:皆木 和義
発  行:2014年4月11日
発行所 :株式会社クロスメディア・パブリッシング

RPきくち