東京都港区の南部に位置する高輪(たかなわ)は、江戸の玄関口として賑わい、明治時代には日本初の鉄道が海上を走ったイノベーションの地です。
山手線の新駅である「高輪ゲートウェイ駅」周辺では、国内最大級のまちづくりとなる大規模な再開発プロジェクトが進行中。
2025年3月には、都心最大級の新しい街「高輪ゲートウェイシティ」がまちびらきしており、世界につながる新たなオフィスエリアとして注目されています。
新駅を起点としたエキマチ一体型の都市基盤
JR山手線と京浜東北線の品川~田町駅間に「高輪ゲートウェイ駅」が暫定開業したのは、2020(令和2)年3月14日のこと。
山手線では、1971(昭和46)年開業の「西日暮里駅」以来、約半世紀振りとなる新駅誕生で、同線の駅名に初めてカタカナが取り入れられたことでも話題になりました。
それから5年後の2025(令和7)年3月27日。
JR東日本が主導する総事業費約6000億円の再開発事業「高輪ゲートウェイシティ」がまちびらきを迎えたことで、高輪ゲートウェイ駅も全面開業しています。
持続可能なスマートシティを目指した先進的なまちづくりは国内外からの注目度が高く、ビジネス創出拠点としての観点からも目が離せません。
将来性抜群の交通結節点
高輪ゲートウェイ駅に乗り入れているのはJR山手線と京浜東北線のみですが、すぐ近くに「泉岳寺駅」があり、京浜急行本線と都営浅草線が利用できます。
泉岳寺駅からエアポート快特に乗れば、羽田空港まで約18分。
さらに、エリア内には東京メトロ南北線と都営三田線が乗り入れる「白金高輪駅」があり、都心の主要エリアに短時間でアクセスできるうえ、両路線とも「相鉄・東急新横浜線」との相互直通運転を行なっているため、神奈川方面への移動もスムーズです。
隣駅に「品川駅」があることも大きなメリット。
東海道・山陽新幹線が停車する巨大ターミナルの品川駅は、2035年以降に開業が予定されている「リニア中央新幹線」の東京側の始発駅となることが決まっており、高輪エリアの交通結節点としての価値が、さらに高まることが見込まれています。
高輪ゲートウェイシティの概要
高輪ゲートウェイシティは、5つの建物と4つの街区で構成されています。
2025年3月のまちびらきでは、オフィス機能や大規模コンベンション機能が整備された駅直結のツインタワー「THE LINKPILLAR 1(リンクピラー1)」の一部施設が先行開業。
2025年9月にはルミネ史上最大規模の商業施設「ニュウマン高輪」がオープン予定ですが、まち全体のグランドオープンは2026年春。
泉岳寺駅に隣接する大規模複合棟の「THE LINKPILLAR 2(リンクピラー2)」、街の文化・活動のシンボルとなる複合文化施設「MoN Takanawa: The Museum of Narratives」、住宅棟の「高輪ゲートウェイシティ レジデンス」の開業が控えています。
先人たちのイノベーションのDNAを引継ぎ、東京の新たなゲートウェイとして生まれ変わる高輪は、地域、日本、世界とつながるグローバルなビジネスを目指す企業にとって理想的なエリアといえるでしょう。
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