2019/05/24賃貸オフィスで人気の日本橋……特徴を紹介

今後の事業をより大きく発展させていくために、賃貸オフィスをどこで借りるのかは非常に重要なポイントとなります。オフィスの場所は、会社全体のイメージにも大きく関わってくるでしょう。

東京都内には、賃貸オフィスが多い人気ビジネス街が数多く存在しています。自社にとってベストなエリアを探すためにも、まずはそれぞれの地域の特色を知りましょう。今回は日本の金融・ビジネス(商業)の中心地としてのイメージも強い、日本橋について紹介します。

日本橋は、江戸時代から続くビジネスの中心地

日本橋は、江戸時代から多くの人や物が集まる場所として知られてきました。つまりは「商売の要所」でもあり、「経済の中心地」でもあったのです。

「日本橋」とは徳川家康の全国道路網整備計画によって作られた橋そのものを示すと共に、この周辺エリアを総称する言葉となります。現代においても大小さまざまなオフィスが数多く存在していて、賃貸オフィスを探す際にも人気エリアの一つとなっています。時代と共に移り変わってきた日本経済と並行し、その景色を大きく変えてきたという特徴もあります。日本橋は、江戸時代に浮世絵のモチーフとして描かれることも多かったもの。当時の状況と比較してみると、その差は歴然ですよね。

日本橋に広がる5つのエリア

日本橋周辺には、大きく分けて5つのエリアが広がっていて、それぞれで異なる特色を持っています。日本橋周辺でオフィス探しをするのであれば、どのエリアにより魅力を感じるのかチェックしてみるとよいでしょう。
それぞれのエリアの特色は、以下のとおりです。

三越駅前(日本橋本町)・室町エリア

数多くの大手企業がオフィスを構えていることでも知られるのが、このエリアです。江戸時代には薬種問屋や呉服屋をはじめとして色々な種類の商店が多く集まり、今でもその名残りが強く残ります。薬種問屋は製薬会社に、呉服屋は百貨店に、とその伝統、文化を今に伝えています。歴史的な建築物と近代的な建造物が混ざり合う地域でもあり、日本の経済の歴史を肌で感じることができます。活気もあり、魅力的なエリアと言えるでしょう。

東京駅(日本橋)・八重洲エリア

東京の玄関口、東京駅(日本橋)・八重洲・京橋エリア。丸の内エリアに続き、大規模再開発が目白押しのエリアとなります。日本橋のシンボル的存在である「高島屋 日本橋店」周辺では、2018年に「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」が完成し、その後も多くの再開発が計画されており、商業、経済エリアとしての重要性が増しています。一歩路地裏に足を踏み入れると、美術系や骨董商、多種多様な飲食店も多くあります。

兜町・茅場町エリア

明治時代から、日本の金融の中心地として栄えてきました。日本初の国立銀行が建設された土地としても知られ、現在も東京証券取引所がある日本橋兜町は、ニューヨーク、ロンドンと並び称される金融街として発展してきました。現在も中小様々なタイプのオフィスも多く存在し、条件に合わせて選びやすいという特徴があります。

横山町・馬喰町・東日本橋エリア

繊維や服飾関係の問屋街として発展してきたため、「商人の街」という雰囲気を色濃く残しています。そこに惹かれたクリエイターも多く集っており、新たな一面で注目される機会も増えてきています。

人形町・浜町エリア

下町風情が残るエリアで、豊かな自然を楽しめることでも知られています。下町情緒の残る小粋な界隈は、 安産・子授けの神様 水天宮を中心に神社なども多く、明治座や浜町公園にぬける甘酒横丁には、 江戸時代から続く伝統工芸店や、味な老舗も多く残り、街歩きも楽しいエリアです。

いかがでしたでしょうか?
日本橋周辺といってもエリアによって街の雰囲気が随分違うことがわかったと思います。オフィスを探す際、会社全体のイメージに合うエリアから物件を探すという視点をもたれてはいかがでしょうか?

日本橋エリアにおける賃貸オフィス探しは、サンフロンティア賃貸がサポートいたします。「こんなオフィスを探している!」など、お気軽にお申しつけください。

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