2023/02/22先進的なビジネス街・汐留エリア!その歴史と魅力を解説

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高層ビルが林立する街並みが特徴の汐留は、国内最大級の再開発プロジェクトによって、近代的なビジネス拠点へと変貌を遂げたエリアです。

交通アクセスの利便性も高く、日本を代表する名だたる企業や大手メディアが本社機能を置いていることでも広く知られています。

巨大複合都市・汐留シオサイトの歴史

汐留エリアの中心である「汐留シオサイト」は、「旧汐留貨物駅跡地」の再開発によって誕生した巨大複合都市で、新橋駅から浜松町駅に至る広大な敷地内に、オフィス・ホテル・タワーマンション・レジャー施設を有しています。

旧国鉄時代の初代新橋駅でもある汐留駅は、大正3年(1914年)に貨物専用駅となり、昭和61年(1986年)に廃止されるまでの72年間、日本の物流を支える貨物ターミナル駅として重要な役割を果たしました。
貨物駅の廃止後、広大な跡地は長い間空き地のままになっていましたが、再開発工事が平成7年(1995年)に開始され、平成14年(2002年)に「汐留シオサイト」の総称が決定します。

この同時期に、新交通ゆりかもめと都営大江戸線の「汐留駅」が開業したこともあり、知名度も急激に上昇していきました。

ビジネスの強みとなる充実した交通アクセス

汐留エリアの交通網は非常に充実しており、都内での営業や郊外からの通勤はもちろん、地方や海外へ出張する際にも効率的に移動することが可能です。

汐留駅に乗り入れているのは、新交通ゆりかもめと都営大江戸線の2社2路線のみですが、隣接する新橋駅からJR各線(山手線、東海道線、横須賀線、京浜東北線、上野東京ライン)と、東京メトロ銀座線、都営浅草線が利用できます。

そのため、丸の内・品川・日本橋といった主要のビジネス街へ約5分で移動できる上、空路での出張の際も、都営浅草線(エアポート快特)を使えば乗り換えなしで羽田空港まで約25分、成田空港までも約1時間で行くことができます。

六本木や新宿方面、勝どきや月島といった晴海方面、有明やお台場方面への移動が便利なことも、ビジネス拠点としての強みといえるでしょう。

汐留エリアが持つ側面と魅力

日本をリードする企業の本社が集まっていることで知られる汐留エリアですが、国内有数の情報拠点でもあり、メディアの街としての側面も持っています。

エリア内にはテレビ局や通信社、広告代理店など、大手情報産業企業の本社があり、広告専門の博物館「アドミュージアム東京」や劇団四季のミュージカルシアター「電通四季劇場」など、メディアに関わる文化施設も充実しています。

そんな先進的な街の姿とは対照的ともいえる「浜離宮恩賜庭園」も、汐留エリアを象徴するスポットの一つです。

徳川将軍家が所有した江戸時代の大名庭園で、都内に残る大名庭園の中でも最大級の規模を誇っており、都心とは思えない穏やかな静けさに包まれています。

まとめ

東京の魅力が満喫できるスポットが凝縮している先進的な街・汐留は、仕事だけでなくプライベートも充実できる理想的なオフィスエリアといえるでしょう。

東京のオアシスとして親しまれている浜離宮恩賜庭園からは、高層ビル群と日本庭園の共演ともいえる景観が眺められます。

その美しさは圧巻で、さまざまな歴史を土台にして変貌を遂げた新時代型の複合都市・汐留を象徴する風景といえるかもしれません。

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