横浜市港北区に位置する新横浜は、新幹線の停車駅として知られる「新横浜駅」を中心としたエリアです。
2023(令和5)年には、相鉄・東急新横浜線が開業しており、広域ネットワークを有する新生のビジネスハブとして再注目されています。
横浜アリーナや横浜国際総合競技場があることでも有名で、観光やショッピングも楽しめることから、ビジネス以外での人の流れが多いのも特徴です。
新横浜線の開業によりアクセス網が拡大
新横浜駅では東海道新幹線のほかに、在来線であるJR横浜線や横浜市営地下鉄のブル-ラインが利用できます。
新横浜駅から約5キロメートル南方には、乗り入れ路線社数が日本最多を誇る巨大ターミナル「横浜駅」が位置しており、地下鉄で約11分(快速だと1駅で約8分)、横浜線も直通に乗れば約13分で移動が可能です。
2023年3月18日には、待望の新路線、相鉄新横浜線と東急新横浜線が開業。
相鉄・東急直通線が新横浜駅でつながることで、神奈川県央地域および横浜市西部から東京23区西部、東京多摩北部、埼玉中央地域・西部地域に至る7社局14路線という広域な鉄道ネットワークが形成され、利便性が飛躍的に向上しました。
都心部への所要時間の短縮や乗換回数の減少によって、新横浜駅から首都圏へのアクセスも便利になり、ビジネスの視点からも高い注目を集めています。
新幹線とともに発展した新横浜
新横浜駅が誕生したのは、東京オリンピックが開催された1964(昭和39)年。
東京から新大阪間を高速で走行する、世界初の高速鉄道「東海道新幹線」の開業にあわせて、在来線の横浜線との交点となる場所に開業しました。
駅が設けられた場所は水田や雑木林が広がる田園地区で、人口も少なかったそうです。
開業当時は「こだま」が1時間に1本停まる程度でしたが、1985(昭和60)年に横浜駅と新横浜駅間に市営地下鉄が開通したのを機に停車本数が増えていき、「のぞみ」「ひかり」の停車駅になったことで利用人数が急激に増加しました。
また新横浜は直近に第三京浜道路があり、2017(平成29)年に首都高速道路「横浜北線」、2020(令和2)年には「横浜北西線」が開通したことで湾岸線から東名高速まで道路が結ばれたことで車でのアクセスが飛躍的に高まりました。
さらに羽田空港、成田空港への直通バスも運行しており、出張や移動の多いビジネスの拠点にふさわしい交通利便性の高いエリアといえるでしょう。
エンタメも楽しめるビジネス街
新横浜駅の北側一帯はビジネス街となっており、整然と区画された街並みにオフィスビルが建ち並んでいます。
その一方で、同じ街中に「横浜アリーナ」や「横浜国際総合競技場」などの大型イベント施設やスタジアム、「新横浜ラーメン博物館」や「新横浜スケートセンター」などがあり、仕事と遊びが共存しているのも特徴です。
ビジネスホテルも多いエリアですが、なかでも目を引くのが、ひときわ高くそびえる円筒型の「新横浜プリンスホテル」。
新横浜のランドマークとして存在する高層ホテルで、大型商業施設の「新横浜プリンスぺぺ」も併設しているため、1992(平成4)年の開業以来、新横浜のメインスポットの一つとして多くの人々に利用されてきました。
歴史が短いながらも、人が集まる街へと急成長した新横浜。
新路線の開業によって、ビジネス面でも文化娯楽面でもさらなる飛躍が期待されています。
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