2020/08/20オフィスにはOAフロアが必須?そのメリットをご紹介!

現代のオフィスにおいて電話やパソコン、コピー機などの電子機器は欠かせないものになっています。

それらの配線が多くなればごちゃごちゃしてしまい、オフィスの景観を損ねるためあまり喜ばれるものではありません。

そのような問題を解決してくれるのがOAフロアです。

オフィスを快適に使うために、このOAフロアはどんな役割を担っているのか見ていきましょう。

OAフロアってどんなもの?

OAフロアとはパソコンなど電子機器類の配線を隠すために、床を二重構造にしたフロアのことで、フリーアクセスフロア、二重床などとも言われます。

配線は床の上に直に這っていると歩く時に邪魔になるだけでなく、うっかり足を引っ掛けてパソコンの電源を切ったり、断線するなどのトラブルが起きることがあります。

また見た目も良くありませんし、配線の場所によって室内のレイアウトが制限される、埃が溜まりやすく掃除が大変。といったデメリットもあります。

そんな配線を床下に隠し、配線場所の制限をなくすように開発されたのがOAフロアなのです。

後から簡単にDIYできるものもあり、オフィスを快適に使用するためにOAフロアの需要が高まっています。

近年の物件では初めからOAフロアになっているところも多くなっています。

パソコンやネット通信が欠かせない現代においては物件の必須設備だといえるでしょう。

さまざまな種類のあるOAフロアはどれを選ぶべきか

OAフロアの種類として主なものには次の3つがあります。

置敷式(樹脂タイプ)

建物にビスなどを打ち込む必要もなく床に置くだけで使うことのできるOAフロアです。通せる配線量はあまり多くありませんが価格も安く、女性でもDIYできる軽量な樹脂素材です。

そのため安定感がイマイチ、耐荷重に制限があるといったデメリットもありますが、後々機材などが増えやっぱりフロア下に配線を隠したいと考えた時にも簡単に施工しやすいOAフロアといえます。

置敷式(溝構法タイプ)

このタイプのOAフロアは、コンクリートなど強度のある素材でできていることが多いです。

そのため非常に安定性が高く歩いていてもガタツキや空洞音などが気になりません。

また、配線をコンクリートの溝に格納することができるため配線が絡まってしまう心配もありません。

一つのパネルが小さく簡単に取り外しができ、誰でも配線の組み替えができるので便利です。

配線容量は中規模程度なので、サーバールームなどには向かないといえそうです。

支柱構造タイプ

素材にはコンクリートやスチールなど丈夫なものが使われており安定性の高いOAフロアです。

支柱の高さを自由に変えられるため多くの配線を通すことが可能です。

また斜めなど、自由な方向に配線することも可能なので、大規模フロアやサーバールームなどにもおすすめといえます。

まとめ

初めからOAフロアが設置されているオフィスの場合、自分のオフィスの配線量にあうタイプを選ぶ必要がありそうです。

また、歩いた時の安定感やノイズが気にならないかといったことも、実際に内覧して確認してみるといいかもしれません。

またどうしても配線が多くなるサーバールームなどに使いたいと考えている場合はたくさんの配線が可能なOAフロアを選ぶ必要があります。

新しいオフィスへの移転をお考えなら、こうした設備にも注目してみてください。

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