2022/03/17レンタルオフィス・シェアオフィス・サービスオフィスの違いとは

オフィスの形態はさまざまです。

とくに近年は働きかたが多様化し、小規模なオフィスの需要も増えています。

それにともない、ワーキングスペースの選択幅も広がりました。

従来のような賃貸オフィス物件も相変わらず人気ですが、レンタルオフィス・シェアオフィス・サービスオフィスといった形態のワーキングスペースの需要も増えています。

多数のオフィス形態、それぞれの違い

最近は個人事業主や副業ワーカー、サテライトオフィスとして使いたいオフィスワーカーが、レンタルオフィスをはじめとしたオフィススペースサービスに注目しています。

その中でもとくに注目を集めているオフィスサービスをチェックしてみましょう。

  • レンタルオフィス…すでにオフィスとしての造りができており、備品やOA機器は共用になるが、自社専用の個室・スペースが持てる。
  • シェアオフィス…ひとつのスペースを複数のワーカー(企業)で同時にシェアするフリーアドレスのオープンスペースタイプが一般的。
  • サービスオフィス…専用個室のほか、会議室やラウンジなどの共有スペース以外にスタッフが常駐してビジネスで役立つ複数のサービスを提供している。

レンタルオフィスとシェアオフィスは、基本的に「場所のみを貸す(備品・機器は共用)」という形です。

いっぽう、サービスオフィスは個室だけではなく会議室をはじめとした共有スペースや、場所によっては秘書や受付といったコンシェルジュサービスも提供されています。

賃貸オフィスとの大きな違いは?

このような形態のオフィスと、従来の賃貸オフィスには大きな違いがあります。

賃貸物件を借りるオフィスと違い、サービスオフィス系は家賃を低く抑えられます。

共用になることもありますが、備品・機器を新しく用意する必要もありません。

住所を登記で使えるサービスをしていることもありますので、登記手続き上の悩みも解決可能です。

個人事業主や、駆け出しのベンチャー企業に向いています。

種類によっては低額で時間貸しが行われているため、副業ビジネスやテレワークにもぴったりです。

お勤めの人も会社の方針によっては、活用できるでしょう。

ただし「共用Wi-Fiの場合は速度が遅くなりがち」「広くはないため商品在庫は置けない」という一面も覚えておきましょう。

ワークスタイルの多様化で広がる「選べるオフィス」

ニューノーマルが注目される今の時代、ワークスタイルは多様化し、ワークスペースの種類も大幅に増えました。

オフィスの形態によっては個人事業主やベンチャー企業だけではなく、感染症予防、業務効率化などに注力したい一般企業にもメリットが生まれます。

自社に合うと考える機会があれば、ぜひさまざまなスタイルのオフィスをチェックしてみてください。

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