オフィスを移転させる場合、平日と休日どちらにするか、悩んではいませんか?
平日と休日では引っ越し費用も変わるし、従業員の出勤の有無なども考えておかなければならないでしょう。
では、平日と休日どちらにどのようなメリット・デメリットがあるのか見ていきましょう。
事前準備でしておくこと
引っ越し業者に見積もりを依頼すると、運ぶ荷物の量、搬出入の方法などで具体的な所要時間を出してもらえます。
まずはそれを基に移転元と移転先、両方のオフィスのオーナーや管理会社に、移転の搬出入の日時、引っ越し業者の駐車場所などで規則や要望などがないかを確認しましょう。
例えば、移転元のオフィスビルでは平日の午前中に搬出入、移転先では休日に搬出入など指示を出された場合は調整をする必要がありますので、確認したうえで移転日時を決定するようにしましょう。
平日移転をするメリットとデメリット
まずは、平日に移転をする場合のメリットとデメリットについて見ていきます。
メリット
一般的に平日の方が引っ越しをする件数が少ないため、希望日時に予約が取りやすく、比較的引っ越し費用が安く設定されている業者が多いようです。
従業員に対しては、平日なら特別な手当を出す必要はないですし、荷物の搬出入が終わり次第、各自の荷物の整理ができるというのもメリットとしてあげられます。
また平日なら役所での転出入の手続きを同日に行うことも可能ですし、電話回線やインターネット回線の工事なども平日のほうが同日に行いやすいです。
デメリット
引越しの規模にもよりますが、平日を1日オフにしてしまうので、そのぶん仕事が滞る、売り上げがなくなるといったデメリットが生じます。
電話やメールが通じなくなってしまうので一時的に取引先からの問い合わせを受けられないこともありますので、それをカバーする対応も必要になります。
また平日に引っ越しをするなら、ほかのフロアに入っている会社に気を配る必要があるでしょう。
とくに搬入用のエレベーターがなく、一般用のエレベーターの数も少ないビルの場合、何度も大きな荷物を運べば、ほかの会社の人に迷惑をかけてしまいますので、搬出入の時間帯は考慮しましょう。
休日に移転をするメリットとデメリット
では、休日に移転を行うメリットとデメリットには、どんなものがあるのでしょうか?
メリット
休日を移転日にすれば、平日に比べると業務への支障を減らしやすいです。
また、近隣のオフィスに迷惑をかける心配が少ないので搬出入に集中しやすいことや、オフィス街では土日祝日は比較的道路がすいていることから、運搬するトラックが渋滞に巻き込まれる心配も少なくなります。
予定の時間通りに移転ができるのは、大きなメリットといえるでしょう。
デメリット
休日は引っ越しを行う人が多いため、希望の日時にすることが難しかったり、費用が割高に設定されている場合があります。
また移転元での搬出、移転先での搬入には従業員の立ち合いが必要です。出社人数をどうするか、その場合は休日出勤手当や振替休日を作るなど、細やかな配慮が必要になります。
休日は最少人数での搬出入だけをする場合、平日に各自の荷物の整理をする時間を設けなければいけないといったこともあります。
平日の営業を休んだことによる損失と照らし合わせて、どちらが負担になるか考える必要があるでしょう。
まとめ
オフィス移転を平日・休日のどちらに行うべきか、それぞれにメリット・デメリットがありました。
業務への支障、引っ越し費用、従業員に対する配慮などさまざまな関係を考慮しながら、ベストなタイミングを選びましょう。
サンフロンティア賃貸では、お客さまそれぞれのケースに応じた移転のトータルサポートをしており、引越しや移動のスケジュール管理などのお手伝いも行っております。移転について悩んだ時や不安を抱えた時、ぜひ私共にお気軽にお問い合わせください。