夫婦共働きが増えている現代において、日々の時間のやりくりに頭を悩ませるママは少なくありません。仕事のこと、家のこと、子どものことに自分のこと……。日々時間に追われていて、余裕がない!なんて方も多いのではないでしょうか。
日々の生活に余裕を生み出すためには、スケジュール管理が重要なポイント! タイムスケジュール作りのコツと例を紹介します。
一日の流れは「朝」に決まる!
一日の時間を効率よく使うためのポイントは、ずばり「朝」の時間の使い方にあります。家族がまだ眠っている時間は、働くママにとって、とても貴重な自分だけの時間です。この時間にやるべきことをこなすことで、その後の流れが良くなります。
- 自分の身支度を整える
- 夕飯の下ごしらえを済ませておく
- 夜にやる家事を、できるだけやってしまう
- 疲れた時にはリフレッシュ時間に当てる
たとえば、洗濯乾燥機で朝に洗濯・乾燥まで終わるように設定しておけば、朝の落ち着いた時間に洗濯ものをたたみ、片付けることも可能です。帰宅後の時間を大切にするためにも、朝できることを増やしてみてください。
家族の協力をスケジュールにも反映させる!
夫婦共働きで仕事をしていれば、時間に余裕がなくなるのは当たり前のこと! ママが一人で頑張り、スケジュールをこなすのではなく、家族の協力が必須となります。
- ゴミ出しや朝の送りはパパ担当
- 園グッズの準備や片付けは、できるだけ子どもが自分で
家族の協力も、タイムスケジュールに組み込んでしまいましょう。
- パパ → ゴミ出し
- ママ → 夕飯の下ごしらえ
- 子ども → 保育園の準備
家族みんなが時間を決めて動くことで、無駄がなくなります。
時には諦めも必要!
タイムスケジュールを作って、計画通りに動くことも大切ですが、ママだって人間。予定通りにいかないこともあれば、疲労やストレスがマックスに達してしまうこともあるでしょう。こんな時には、諦めも肝心です。優先順位を決めて、低いものは手放してしまいましょう。
夕ご飯を作る時間を丸ごとカットすれば、その分子どもと触れ合う時間を増やせます。丸ごとカットするのに抵抗があれば、「具沢山の豚汁だけを作っておく」という方法もおすすめです。お惣菜でメインを揃えても、栄養バランスを整えやすくなります。
また時短に役立つ便利家電の導入もおすすめです。洗濯乾燥機やお掃除ロボット、食洗器などを使うことで家事にかかる時間を短縮できます。
タイムスケジュールの実例を紹介
タイムスケジュール作りが初めてで悩んでしまう……という場合には、お手本のスケジュールを自分流にアレンジするのもおすすめです。以下の情報を参考にしてみてください。
AM5:00 起床 (身支度・晩御飯の下ごしらえ・保育園の準備)
AM7:00 子どもの起床・朝食
AM8:00 出勤・子ども送り
AM9:00 仕事スタート
PM18:00 終業・子どものお迎え
PM19:00 夕食
PM20:00 入浴・洗濯
PM21:00 家族のリラックスタイム
PM22:00 就寝
自分流にアレンジすることで、より使いやすいスケジュールになりますよ。
時間は有限だからこそ、使い方が大事!
幼い子どもを育てながら仕事をしていると、時間に追われてしまうケースも多いもの。しかし、いずれ子どもは自立しますし、いつまでも同じ状況が続くわけではありません。
今この大変な時期をどう乗り切るのかを意識して、タイムスケジュールを作ってみてください。スケジュールを見える化することで、自身の無駄にも気付けるはず。限りある時間を有効に活用して、仕事も子育ても充実させられるとよいですね。