東京さんぽNo.51  ~ 花園神社 ~

皆様いかがお過ごしでしょうか。

当社では、主戦場である「東京」の魅力を日々探求しております。

 

成子天神社からスタート前の東京マラソンのコース(歩道ですが)に沿って大ガードをくぐると、西武新宿駅前には仮設トイレが立ち並んでおりました。

 

東京さんぽNo.50

靖国通りの北側を進み、新宿区役所を過ぎると花園神社になります。


花園神社は、徳川家康公の江戸入府以前から存在していたとのことで、新宿総鎮守・街の守り神として位置づけられています。

江戸時代初期は、今の伊勢丹付近にあったとのこと。その後旗本の屋敷になってしまったので、氏子が幕府訴えたところ、現在の地に移ることになりました。当時尾張藩下屋敷の一部であり、たくさんの花が咲き乱れていたことから現名称の由来であるとのこと。

江戸時代、火事で焼失した社殿を再建するため境内に劇場を設けて、見世物や演劇、踊りなどを興行して好評を博したとのことです。

 

この日は、骨董市が開かれていました。神社の行事が無ければ、毎週日曜日に開かれているそうです。


こちらへは、JR新宿駅東口や新宿三丁目駅からが便利ですね。

境内に入ると、日曜の朝だったこともありますが、都会の喧騒を忘れるほど静かでした。


花園神社の隅にある摂社の芸能浅間(せんげん)神社。昭和3年境内に創祀され、有名芸能人が多く奉納されることで有名です。

 

今年の大河ドラマに出演している方、誰もが知っている歌手の方、お笑いコンビなどなど、朱色の名前が光ります。写りきらないほどありました。

歌碑を発見「圭子の夢は夜ひらく」。藤圭子さんと言えば、娘さんは宇多田ヒカルさんです。

傍らには、二宮金次郎像もありました。


浅間神社なので富士山信仰にゆかりがあると思いますが、成子天神で富士山に登った(?)ことは偶然でしょうか。

 

境内には赤い鳥居が立ち並ぶ威徳稲荷神社や、新宿区有形文化財である唐獅子もあります。


そのあと富久町交差点を過ぎて急坂を下り、都営線の曙橋駅まで向かいました。

 

都内でも、四谷や渋谷は「谷」という漢字が示すとおり、急坂が結構あります。赤坂など「坂」が付く地名も多いですよね。また、通りを一本入ると別世界が広がっていることもあります。

陽気もよくなってきましたので、感染対策をしっかりとして、出かけてみませんか。

 

次はどこに行こうかな?

 

花園神社 新宿区新宿5-17-3

こちら

 

kx@g