食欲の秋。
ヨワった・・・食べたい二郎が多すぎる。
1968年、ラーメン二郎が都立大学にオープンして45年(オープン時は「ラーメン次郎」)。
いつの間にかインスパイア系を含め70店舗以上の一大店舗網が出来上がった。
便利な世の中になったもので、「ラーメン二郎」でググると
「ラーメン二郎PC店」なるものも存在し、数々の店舗の一部を一覧できる。
【 ラーメン二郎PC店 】 http://www.geocities.co.jp/Foodpia-Olive/3433/
一店舗ずつクリックして覗いてみる。
唾液が滲み出てくるのがわかる。いつの間にか香りがしてくる・・・
こうなるともうダメだ。
昼食は二郎以外にあり得ない!
・・・ということで、この日は渋谷の「526(こじろう)」へ。
以前、雪谷大塚の駅前にあったが、春に渋谷へ移転した。
店主は元々、武蔵小杉のラーメン二郎店主。
二郎の流れを汲む別の味を作りたくて、武蔵小杉店をご子息に任せ、自分は雪谷大塚に出店した。
「526」のウリは塩ラーメン!毎日、市場で仕入れる一番美味い魚を出汁に使い、
食券販売機の上に看板を出している。
渋谷移転時は移転記念で、クエを出汁に使っていたようだ。
個人的には東京で一番美味い塩ラーメンだと評価する。
この日の出汁は、「金目鯛」!
喜び勇み、食券のボタンを押す!押す!!・・・ん?・・・押す!!!・・・・が、何と売り切れ(涙)。
空いている時間を見計らい、遅めのランチを選択したことが災いに。
これも試練か・・・
気を取り直し、この日は「526醤油ラーメン」を選択。
526のメニューは3種類あり、「塩」以外は「醤油」と「526醤油ラーメン」で、
「醤油」は所謂二郎ラーメンで「526醤油」は油そばのことだ。
526での通称は「汁なし」。
写真では、その迫力を伝えきれず残念だが、ただの油そばではない。
二郎の「アブラ増し」をオーダーされた諸兄には理解できるかもしれないが、
そのギタギタのアブラが、たっぷりの麺の座布団としてぎっしり詰まっているのだ。
出来上がると奥さんがいつもの合言葉。
「ニンニク入れますか?」
嬉しいねー。これが塩ラーメンのときは、
「柚子入れますか?」に変化する。
この日は、後も仕事があった為、ニンニクは回避。
さあ修行の始まりだ。
自家製のラー油をしこたま振りかけてしっかり混ぜる。
わぉ~っ、アブラとラー油のハーモニー♪
ひとすくい毎にシャキシャキのモヤシと贅沢に盛られたパリパリの海苔が麺に絡まり・・・
う~~~ん、美味い!
にんまりしながらワシワシ食す。ひたすら食す・・・
しっかり完食したが、やはり物足りなさが残る。
食後に親父さんと奥さんと久し振りの会話。
金目鯛は非常に人気が高く、スープが直ぐに売切れてしまうとのこと。
今まで、真鯛や黒鯛のスープは経験済みだが金目は初体験だった。次回に期待だな。
移転の理由を聞くと、本当は以前の場所が良かったのだが、
貸主が物件を売却したくて追い出されたそうだ。決して渋谷が良いわけでは無いとのこと。
「確かに、望んで移転したのであれば場所が悪すぎるよなぁ。」
などと思う一方、
「それならあの場所、売り物件だな。帰って謄本上げよう!」
と瞬間的に考えてしまう、いつの間にか、すっかり不動産業者になってしまった自分がいた・・・
お店情報:
らーめんこじろう 526
渋谷区猿楽町1-3 竜王ビルⅢ
http://www.ramen-kojirou526.jp/store/index.html
(いちろう)
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