ついにこの日がやってきました。
佐渡トライアスロン大会。
この「かじさんぽ」では自転車購入編、練習編を書いてまいりましたが、
今回はついにその完結編!!
『本番編』でございます。
8月31日(金)19:00
月末でばたばたしつつも、業務終了後、
車に自転車を積み込み、新潟に向けて日比谷を出発。
出発時、
「絶対にお前はリタイアする」「死ぬんじゃない?止めとけば」
という温かい言葉で送り出される。
新潟へは長き道のり。
途中サービスエリアに立ち寄り休憩しながら向かった。
サービスエリアにてすでに閉店したお店に粋に入ろうとする筆者
22:30 新潟に到着。
ここから弊社の社長、副社長が合流。
宴が始まり、何と深夜2:00まで騒ぎました。
結局就寝は3:00。
9月1日(土)4:30 起床。
翌朝6:00のフェリーに乗るため、こんなに早く起床せねばならないのです。
当然二日酔い&寝不足。
トライアスロン前日なのにこんな状態に・・・・・・バカです。
フェリーの中は、一等客席と二等客席があり、
相当な人数で二等客席が混み合っていたため、追加料金を払い一等へ。
十分な休息が取れた。
佐渡(両津港)
佐渡に着くと社長、副社長と再合流。
社長は佐渡出身のため、当たり前だが、佐渡のこととなるととても明るい。
せっかく佐渡に来たのだからということで、いろいろなところに連れて行ってもらった。
佐渡は京都の文化が色濃く残っているところらしい。
それは、昔京都から島流しにあった人が多くいたためとのこと。
はじめに行ったのが『清水寺』。
清水寺と書いて「せいすいじ」と読む。
京都から流された人たちが、京都を思う気持ちが強すぎて建てたと伝えられている。
階段がけっこう続いている。
ちっちゃい版の清水の舞台もある。結構手が込んでいる。
皆で明日の完走を祈願して合掌。
が、柳沼氏は笑うだけ、私は上の空。
また、『能』の大成者である世阿弥もこの地に流されたため、
佐渡のいたるところに能のお堂がある。
お堂を見ると無性に舞いたくなり、やってしまいました。
能を舞う筆者
注)筆者はトライアスロンをしにきております。
その後、阿仏房妙宣寺へ。
このお寺には五重塔があるのだ。
そして境内へ。
本尊のところでご焼香を上げる。
その後、大黒柱を持ち上げた。
注) 筆者はトライアスロンをしにきております。
大黒柱を持ち上げたらちょうどお腹が減ってきた。
社長お薦めのお店で食事をすることに。
魚処 かすけ
さすが佐渡!!海産物がめちゃくちゃうまい!!!
米もたくさん食べ、炭水化物を身体に蓄えました。
そして、レース当日。ついに今までの練習の成果を出すときがやってきました。
気合が入りすぎてます。
改めてレースの内容を説明しますが、
私が出場するのはリレーの部です。
順番は、
① スイム2km(銀座店・西本店長)
② バイク105km(私)
③ ラン20km(港ブロック・稲田店長)と続きます。
7:40 西本店長がスタート!!
スタート前こちらに向かって手を振る西本店長(自慢のウエットスーツにドヤ顔です。)
そして、西本店長が予想以上に早くゴール。(なんと15位)
ついに私の番がやってきた。
8:20 いよいよ梶高スタート
西本店長からバトンを受け取り(この時も依然としてドヤ顔だった)、
いざスタート!!の決定的瞬間の写真がこれ。
なんと! 応援するPM事業部・林哲がかぶっている!!!!
しかも!!! 自転車に乗っている私の写真は、この1枚だけ。
トライアスロンに来て、トライアスロンをしている写真はこの1枚だけなのだ。
皆様には私の勇姿を目に焼き付けて欲しい。
林哲があまりにもでかい声で応援するため、衝撃のあまり林哲を見ているシーンである。
ちなみにこれが林哲。
おまけに、目が光る林哲もどうぞ。
ピカーーーン!!
衝撃は、このスタートだけでは終わらない。
なんと、ゴールも衝撃的だった。
11.30 小木の坂にさしかかる。
当初、80km地点のレース最大の難所『小木の坂』で
社長を含めたサンフロ応援団が待ち構えている予定だった。
ところが、どこまで行っても誰もいない。
いなさすぎて、
「皆、おれに気を遣って大きい声出すのを遠慮しているな」と本気で思っていたくらいだ。
そして、ついに最大の難所『小木の坂』をようやく上り終え、
海を見ながらラストスパート!!!!
「社長!!ついにゴールの目の前まで来ました!!”影ながら”の応援ありがとうございます!!!!」
と、本気で思っていた。
しかーーーーーしっ! しかーーーーーーしっ!!
その頃当の応援団たちは・・・・・・
砂金採りに行っていました。
なーーにーーーーーっっっ!!!
応援団長の佐藤主任、その後ろに副社長、林哲まで!!!
林ーーー哲っっ!!目がかなりマジになっている・・・・・・殴りたい。
それだけではない。許しがたい写真がこちら
スイムに出場した西本店長がいるではないか!!!
にっ、しっ、もっ、とーーーーーーー!!!!!。
絶対に許さん!!!!!
そして、この応援団たち。
あろうことか私がとっくに通り過ぎた小木の坂に、このあと到着。
「あいつ全然来ねーじゃねーか」
「やっぱりあいつは駄目だ!!」
「あいつに任せるんじゃなかった」
「あいつ道端でカキ氷でも食ってんじゃねーか?」
「もういい!!そば食いに行こう」
「次に走る稲田には、梶高全然来ないから寝とけって電話しとこ」
うおーーーーーー!!!!
12:10 渾身の力でゴールに向かい・・・・・ついにゴール!!!!
がっ!!!!
バトンを渡すはずの稲田店長がいない!!
そう、
先ほどの電話を受け稲田店長は体育館で爆睡中!!!
レース前、気合を入れてこんな写真を撮りましたが・・・・
この右の人・・・・寝てました。
30分の捜索の末、稲田店長と無事合流。
ようやくバトンを渡すことができた。
14:40 ついに・・・・稲田店長ゴーーーール!!
皆でゴールはやはり気持ちがいい。
西本店長、ちゃっかり合流している。
そして、社長からメダルを授与。
最後の最後までかぶってるし。
長かった、長かったが最高に気持ちのいい瞬間だ。
この2ヶ月間は非常に有意義な日々を過ごすことができた。
来年は全部自分ひとりでやってやるぞーーーーー
終わり。