サンブログをご覧の皆様、いつもありがとうございます。
当社では、主戦場である「東京」の魅力を日々探求しております。
紫陽花、菖蒲・・日本には、梅雨空の下でも色鮮やかに花を咲かせる植物があります。
今回はそんな花を求めて(?)「この時期ならでは」のところを歩いてみました。
まずは荒川のほとりの堀切付近。スカイツリーの下に菖蒲田が。
ちょうど荒川の河口から10kmだそうです。
そこから東側の堤防を越えた所にあるのが、最初の目的地「堀切菖蒲園」です。
江戸百景の1つに数えられ、歌川広重の浮世絵などにも登場したそうです。現在は葛飾区が管理しています。
ちょうど菖蒲まつりをやっていました。たくさんの人が訪れていました。
菖蒲の三大産地といえば江戸・肥後・伊勢とあり、江戸時代から品種改良が盛んに行われていたそうです。こんなに品種があるなんて知りませんでした。
金町・柴又方面を約50分で巡る巡回バスも出ていました。
そのバスに乗って・・・ではないですが、次の目的地柴又へ移動!
柴又といえば、シリーズ48作の映画「男はつらいよ」のロケ地として有名です。
柴又駅は、そんな寅さんが今日も私たちを見守っています。
道すがらに、こんなものを発見。柴又の町とともに生きた寅さん。
人々に愛されていたことがわかります。
映画のセットかと思いました。「お~い、さくら!」っていう声が今にも聞こえてきそうです。
お腹がすいてしまいました。別の店のお団子で一服。
ようやく帝釈天に到着。お参りを済ませ、
時計を見たら午後4時35分!
近くに寅さんミュージアムもあるのですが、次回のお楽しみに。
矢切の渡しへ向かって歩いていると、
ここにも出演者の名前が。
江戸川の土手まで歩くこと10分。矢切の渡しが見えてきました。
今でもやっているんですね。ちょっと驚きです。川を渡れば千葉県。
最後は東京都立水元公園へ。
ここにも菖蒲田があり、ちょうど紫陽花も見頃を迎えていました。
23区内と思えないほど、ゆったりとした時が流れていました。
矢切の渡しは向こう岸が千葉県松戸市でしたが、こちらは埼玉県三郷市と接しています。
夕方でしたが大型犬を連れた方、ランナーの方も多数いました。
広々とした公園で、水辺や木陰もたくさんあり、散歩にはもってこいの場所です。
今回は途中車で移動するなど駆け足で巡りましたが、この時期ならではの魅力が詰っていました。
外国人訪日客が月間200万人を突破していますが、堀切菖蒲園や柴又はあまり知られていないらしく、ほとんど見かけませんでした。
電車でも京成線で都心からほんのちょっと足を伸ばしたところです。
是非出かけてみてください。新たな発見がありますよ。
次はどこに行こうかな?
kx@g