10月に入り、本格的な雨季に入りました。
ダナンの日中は30度近くまで上昇しますが、朝晩は涼しく感じます。
日本はこれから紅葉でしょうか。
自然の力で山々の色が紅くなるのは本当に不思議な力です。
日本へ訪れる観光客のニーズも多様化してきているなかで、
「モノの消費からコトの消費へ」と変化してきていると言われております。
ベトナムを訪れる日本人の心を満たすため改めて消費の基本である「食」について
ベトナムの麺料理をご紹介いたします。
日本でも周知されているのはフォーだと思います。
しかしそれだけではありません。
ベトナムにはおいしい麺料理が多数あります!
今回は4品ご紹介させていただきます。
こちらが『フォー』です。
添えられている野菜をスープに浸して一緒にいただきます。
ライムを搾ったり、唐辛子を入れたりして、好みの味付けに調整します。
白い麺がきれいです。
麺は日本のきしめんのような見た目ですが、食感はもっと柔らかいものです。
味付けもさっぱりしていておいしいです。
ちなみにこちらは8月オープンしましたThe Blossom City Hotelにて
夜は無料で食べられます。(20時から23時まで)
是非ご宿泊の際はお試しください。
次は『カウラウ』です。
世界遺産で有名なホイアンで食べられます。
カウラウとは「高い建物」という意味で、その昔この食べ物を食べるには
建物の2階に上がって食べていたということでこの名前がついているということです。
こちらは汁がなく、肉や野菜がのった状態を混ぜ合わせていただきます。
食感ももちもちした感じです。
個人的にはカウラウはとても好きな味付けです。
ホイアンは街並みもきれいですし、おいしい食事もそろっていますよ!
次は『ブンボーフエ』です。
『ブン』は細い米粉の麺、『ボー』は牛肉のことで、世界遺産で有名なフエの料理です。
ブンはベトナム全域で有名は食べ物らしいのですが、
フエで出されるものが一番美味しいのでブンボーフエとして有名とのことです。
フォーと同様に
野菜などをトッピングしていただきます。
麺は柔らかく、口に入れるととろけます。
味付けは若干辛く、酸味もあります。
お酒を飲んだ後のしめの一品にもあっています。
最後は『ミークワン』です。
『ミー』が麺、『クワン』がクワンナム省といわれるダナンやホイアン周辺の地方、
つまり『クワンナム省の麺』という意味です。
少しだけ汁が入っていて、野菜を混ぜ合わせていただきます。
他の麺料理と違うのが、ナッツ類が入っていて
食感は硬めです。
麺は平べったく見た目もきしめんのようです。
食感もきしめんに近いです。
赴任した当初はこの料理をよく食べていました。
このほかにもまだ麺料理がたくさんあります。
今回は一部ご紹介させていただきました。
ベトナムの麺料理をみて、暑さを凌ぐため
さっぱりといただく料理が多いように感じます。
私はベトナムにきてから夏になぜかそうめんが食べたくなって、
日本から友人が遊びに来た時に
お土産でたくさん持ってきてもらいました。
ベトナムでは冷やして食べる文化はないようです。
ベトナム料理は日本同様に南北に長く、
また隣接する中国や統治していたフランスなど様々な影響を受けて発展してきています。
私が赴任したダナンはちょうど真ん中に位置しています。
まだまだ知らないことばかりです!
もっとベトナムを知りに行き、料理も含めた文化をご紹介できるよう努力いたします。