9月18日(日)残暑の厳しき中、下町のこども神輿に参加してきました。
最近では、スカイツリーで観光バスも行きかう隅田川沿いの向島にある
牛嶋神社(貞観二年【860年】建立)のお祭りです。
牛嶋神社祭礼は5年に一度大祭が行われ、
150人ほどの神官や氏子らに守られた黒牛が引く鳳輦(ほうれん)を中心とする
古式豊かな行列が、氏子五十余町の町会安泰祈願する神幸祭が盛大行われます。
次回は2012年既に準備は始まっているとのことですが、
大祭以外の例年は陰祭と呼ばれ、町会ごとのお祭りとなっています。
朝の牛嶋神社風景
お囃子が鳴り響く中、境内のお店の準備が進んでいました。
自分の体の悪いところと同じところをさすれば治ると言われています。
牛嶋神社近くの三囲神社(向島2-5-17)
一歩足を踏み入れれば時が止まった錯覚を覚えます。今なお多くの歌碑が歴史を刻んでいます。
三囲(みめぐり)のコンコンさん
目じりが下がった温和な表情をここいら辺の職人言葉で
「みめぐりのコンコンさんみてぇだ」と言ったそうである。
いよいよこども神輿開始。
こどもたちも大人に引けを取らない気合が髪型や衣装からもうかがえます。
この日ばかりは国道も一時封鎖しての総勢大よそ100人の大行進。
休憩場所では、地域の皆様からジュースやパンの差し入れがあり、
有難いおもてなしに一同「礼」
人情深い熱いお祭りでした。
最後は、お菓子を貰って終了。
午後からは大人の本格的な神輿が練り歩きました。
来年は5年に一度の大祭。
江戸風情と情緒のある下町のお祭りへ是非、お寄りください。(本田)