2月13日~15日の3日間、社員旅行の最終組として鹿児島に行って参りました。
弊社が昔から大切にしている鹿児島研修旅行。
今年は、総勢33名が参画いたしました。
本研修のテーマは、
「不撓不屈の一心で燃える集団へ~一致団結し限りある命を全うする~」です。
近代日本の父「西郷南州翁の考え方と生き方から学ぶ、郷中教育」
「命の使い方」について参画者全員が真剣に考え学び、
これまでに経験したことのないような感動を感じ、人生における大きな節目となりました。
AM5:50に羽田空港に集合し、
いざ鹿児島へ出発しました!
最初に訪れたのは、「京セラ国分工場」です。
ビジネスとして世の中に多くの貢献をし、それを後世へ伝えている企業こそ京セラです。
そこには、強い心の繋がりを大切にしてきた経営がありました。
展示されている製品や会社のこと、
稲盛名誉会長の生い立ち等を
京セラ工場長や堀口社長よりご説明いただき、
弊社が大切にしているフィロソフィの原点を
知ることが出来ました。
西郷墓地には、西郷隆盛をはじめ、
西南戦争で戦死した2023名の人々が
埋葬されています。
全員で静かに黙祷を捧げました。
その後は館長にお話をしていただき、
顕彰館を見学しました。
維新ふるさと館は、鹿児島の歴史を
丸ごと学ぶことが出来る体感型資料館です。
西郷隆盛など明治維新を支えた偉人達や、
幕末期の薩摩の様子を学ぶことが出来ました。
西郷隆盛や大久保利通をはじめ、
数多くの偉人達を誕生させた「加治屋町」。
その誕生の秘密には薩摩の教育制度である
郷中教育があったと言われております。
ガイドの今井様、今年も一緒に走ってくださり、
本当にありがとうございました!
ホテルに到着後は、グループに分かれ1日をじっくりと振り返りました。
参画者全員自分の感じたことを素直に伝え合うことが出来ました。
夜はコンパです!
熱く語り合い大いに盛り上がりました。
新卒入社社員へのサプライズ企画!上司からの手紙!
ご協力いただいた上司の皆様、
お忙しい中ありがとうございました!
この日は6時半に全員集合し、
西郷隆盛ゆかりの地巡りからスタートしました!
宿泊したホテルの周辺は西郷隆盛最期を
迎えた地であり、死ぬ間際に訪れた場所や
戦いの跡が残されています。
西郷隆盛が最期の5日間を過ごした「西郷洞窟」
小1時間かけて散策し、
爽快な1日のスタートです。
午前中に社長からの研修を受けた後は
フェリーに乗って桜島へ!
火口からは白い煙がもくもくと上がっており、
火山灰の混じった雨が降っていました。
100年前の大正噴火の火山灰で埋もれた
「桜島黒神埋没鳥居」
(このあごで埋めたわけではありません。)
長い年数をかけて作られた大自然や、今でも噴火の絶えない状態を目の当たりにし、
生命の偉大さ、尊さを感じ取ることができました.
社長の始球式に始まり・・・
ボーリングでいい汗をかいた後は、
その勢いに乗ってそのままコンパです。
この日はバレンタインデーということで
参画した女性社員から
男性社員の皆様にチョコをプレゼント!
代表で社長にチョコとメッセージカードを
お渡ししました。
男子優勝の宮川主任(新宿店)と
女子優勝の山崎さん(PM)。
おめでとうございます!
2日間の疲れも感じさせずに、
鹿児島最後の夜も更けていきました・・・。
【3日目】
最終日は、開聞岳のきれいな景色を経由して知覧へ向かいました!
こちらでは、江戸中期に造られた7つの庭園が
そのままの姿で残されており、
国の名勝にも指定されています。
点在する庭園と屋敷を囲む独特の意匠をした生垣に、
江戸時代にタイムスリップした気分になりました。
その後「知覧茶屋」にて昼食をとりました。
戦時中富屋食堂にて多くの特攻隊員の方々を見送り、「特攻の母」と呼ばれた鳥濱トメさんの、
お孫さんである鳥濱明久さんが、その味をそのまま引き継いでいるお店です。
鳥濱さんから、トメさんのお話や知覧の現状なども伺い、
当時の想いが受け継がれていることを強く感じました。
知覧特攻平和会館は、
大東亜戦争(戦後は太平洋戦争ともいう。)
末期の沖縄戦において、
特攻という人類史上類のない作戦で、
爆装した飛行機もろとも敵艦に体当たり攻撃をした、
陸軍特別攻撃隊員1036名の遺書や遺品を
展示しています。
強い使命感を抱いて最期まで生きていたことに
強い衝撃を受けたと同時に、
その上に生きている私達はどのように
命を使っていくべきなのか、
真剣に考える大きなきっかけとなりました。
空港で新井幹事長を胴上げ!皆様お疲れ様でした!
明治維新、太平洋戦争を中心に、
偉人達の熱い魂と命の尊さを学んだ3日間。
先人達が創り上げてきた時代の延長線上に生きている私たちは、
その想いを受け継ぎ、社会のため、人のために尽くすことが使命なのではないでしょうか。
今回の学びをさらなる成長への糧とし、より社会に役立てる存在になるべく、
私たちは努力してまいります。
鹿児島研修旅行 幹事一同