東京を知ろうツアーB班(文化班)

こんにちは。5/16(土)、東京ツアー(文化班)に行って参りました。
濃密な一日を大勢の仲間と共有し、美と情緒を育んで参りました。
本日をきっかけに、皆、大変身です。


1午前6時、
銀座四丁目交差点角の三愛ドリームセンターに
22名の有志が集合しました。
銀座と当社の歴史をたどるため、
銀座の街を散策します。

慣れ親しんだ銀座なのに、いざ、歩き始めてみると、新しい発見ばかり。


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雨の中、40分で約30スポット。当社らしく、早朝からトップギアです。


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6時50分、
全員集合。40名で東京を巡ります。

まずは、バスからの車窓見学。
皇居、日本橋、神田、秋葉原、上野、浅草、スカイツリー、月島、豊洲、湾岸エリア、羽田空港等を
2時間でまわりました。
東京がこんなにも多様な顔をもっているなんて。
東京の懐の深さを感じました。


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その後、最初に訪れたのは、
明治神宮外苑の聖徳記念絵画館。

明治天皇、昭憲皇太后のご遺徳を
永く後世に伝えるために建設されました。

縦3m、横2.5mの壁画がずらりと並んでいます。
日本画40点、洋画40点。
明治時代にタイムスリップしたようでした。
明治天皇の足跡をたどりながら、江戸末期から
明治初期の歴史を振り返ることができました。


6次は、目黒区駒場公園内にある、旧前田公爵邸。

加賀百万石の前田家の子孫の屋敷で、
東洋一の大邸宅といわれていました。


7窓ガラスの切り方やお客様から使用人が見えないような工夫、腰壁の素材、ドアの装飾など、
建物の建築からお客様のおもてなしの心を
学ぶことができました。

 


8次は、目黒雅叙園です。
日本で初めて誕生した総合結婚式場です。
選りすぐりの芸術家により装飾が施され、
独特の装飾美から「昭和の竜宮城」と
呼ばれていました。我々のお目当ては、百段階段。

かつて晴れやかな宴が行われた7部屋が、
99段の階段で繋がれています。
当日は生け花の企画展が催されていました。
部屋ごとに流派が異なり、美の表現の違いを
比較することができました。花の匂いも香ばしく、絢爛に酔いしれてしまいました。


9昼食は、加賀屋有明店。
加賀屋は「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」で35年連続総合日本一の評価を得ている
超一流の旅館(金沢県 和倉温泉)で、
その直営店を今回訪れました。

旬の加賀野菜がふんだんに使われた上品な
郷土料理。午前中の感想を語り合いながら、
一流の料理に舌鼓を打つ、贅沢なひと時でした。


10昼食後、まずは国立劇場に隣接した
伝統芸能情報館(千代田区隼町)で基礎知識を
身につけ、東銀座に移動し、歌舞伎座へ。


 

團菊祭五月大歌舞伎。
演目は、尾上松緑・市川団蔵・尾上菊之助による「慶安太平記・丸橋忠弥」、
市川海老蔵の十八番「蛇柳」、尾上菊五郎・市川左團次による「神明恵輪合取組・め組の喧嘩」でした。

歌舞伎鑑賞はほとんどが初体験。
難しくてわからないかもしれない、という不安感も束の間。
舞台が始まると、あっという間に、歌舞伎の世界に引き込まれてしまいました。
一流の役者の見得は圧巻、会場全体が興奮の渦に包まれました。
「音羽屋(オトワヤッ)!」「播磨屋(ハリマヤッ)!」舞台を盛り上げるため、
大向こうから掛け声もかかります。

感動の舞台も、主役を盛り立てる演者や、三味線・太鼓の奏者、大道具を準備する方々等の
下支えがあって初めて成立するのだということも感じました。


11第一幕の後の幕間に、吉兆で夕食をとりました。

一口目から、デザートまで、
うなり声がとまりませんでした。
何を食べても絶妙で、
皆、あまりの美味しさに驚いていました。


12終了後、居酒屋にて二次会。
胸襟を開き、濃密な一日を語り合いました。

見て、聴いて、嗅いで、触って、味わって。
日本文化を五感で感じ尽くした一日でした。


13見得を切る末次社員と白目の折見主任


幹事スエヨシ

【おわり】
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