さて、三部作の第3弾。
ついにこの時がやってきました。
台湾だよりVol.8(こちら)で財政難による休止宣言をし、鳴りを潜めていましたが、
一部の読者からの待望論により、晴れて復活を致します!!
今回は、
「龍門客棧餃子館」というお店のご紹介です。
この店は、某台湾銀行東京支店の副店長(台湾人)から教えていただきました。
その副店長は東京支店へ赴任されておりますが、台湾出張に合わせてご来社いただきました。
移転してから初めての来客でしたが、タッチの差で応接セットの到着が間に合わず、
下の喫茶店でお話させていただくこととなってしまいました。
その際、
「先月に引っ越してきたばかりでこのあたり良くわからないんです。
どこか美味しいお店があったら教えてください。」
と聞いた時に教えていただいたのが上記のお店です。
副店長曰く、台湾で一番美味しい餃子とのことで、さっそく行ってみました。
場所は今の事務所の隣駅から徒歩15分くらいのところにあり、
大通り面でもないため、口が裂けてもアクセスが良いとは言えません。
台湾は日中の体感気温が40℃に差し掛かっており、行くのをためらう駅距離です。
が、あの副店長が「台湾一」というほどのお店なので、ためらわずに行きました。
店についてまず2つの驚きが待ち構えていました。
1.バラック風の建物(けっこうボロボロ)
2.21時過ぎなのに、不便な場所なのに、長蛇の列
写真のとおり、めちゃくちゃ並んでるんですね~。
同じ通りには店もなく、真っ暗な中に
ポツンとこの店の明かりだけがある感じなのにです。
(まわりの写真撮ったのですが、
暗すぎてダメでした)
目の前に日本人サラリーマンも並んでましたね~
店の前にはこのような看板が置いてありました。
大きな文字で「昼は営業してません!!」
どれほど営業時間の問い合わせが多かったのだろう
と思わせてしまうもので、
それだけ味への期待値が高まっていきます。
20分ほどで店の中に入れました。
まず店の入口にあるのがこちら
滷味(ルーウェイ)と呼ばれる煮込み料理です。
肉から湯葉から昆布からなんでも
とにかく煮込んじゃうやつです。
入口で注文して、
席に着くタイプのお店のようですね。
餃子などもここで注文できました。
もちろん席についてからの追加注文もOKです。
入口のカウンターで「これ、これ、これ、・・・」というように指差しで頼めました。
今回、いただいた滷味は
昆布、豆干(固い豆腐)、湯葉、
肉(何肉かは聞けず)の4品です。
これがまためちゃくちゃ旨い!!
今までもいろいろな店で食べましたが、
この店は味が濃過ぎず、薄過ぎず、
最強のバランスでした。
そしてなによりこのラー油!
これを付けて食べた肉、湯葉が絶品です。
いきなり期待値を超えてくれました。謝謝!
人が多過ぎて意識してませんでしたが、
こうして見ると、いい雰囲気の内装ですね。
懐かしさを醸し出しているようなこの感じ、大好きです。
そうこうしてたら到着したのが看板メニューの「水餃子」
これがまた旨い。皮がもちもちプルプルで新食感。
個人的にはもうちょっと具が入ってればなぁと思いながらも、
店の行列に納得をしていました。
きゅうりのピリ辛漬け
これも良い味でしたね。
辛くて汗が噴き出しましたが後を引く旨さ。
ついついビールが進んでしまいました。
一点だけ残念だったのは、
ビールがぬるめだったことだけでしょうか。
欲を言えばキンキンに冷えたビールを
お供にしたかった。
最後に登場したのがこの「炸排骨」
日本ではパイコーとかパイクーとか
言われているもので、骨付き豚の揚げ物です。
こちらも美味しかったですが、
前段のもののレベルが高すぎて霞んでしまいました。
リピートメニューにはならないかな
・・・辛口すいません。
24時まで営業しているというのもポイント高いですね。
場所は不便ですけど、また行きたいと思う店でした。
今度はコンビニで氷買っていってビールを冷やそうかな^^
副店長、とてもステキなお店を教えて頂いてありがとうございます。
また台湾に来られた際は一緒に行きましょう!
ということでグルメレポートがめでたく復活しました。
ので、サンブログ管理局!取材費くださいっ!!
おしまい。再見!!
うちやま