<日本文化部>今月は美文字講座!

こんにちは!
今月の日本文化体験のご報告です。

今回は美文字講座を受けてまいりました。

講師は・・・元サンフロの村上先生です!!
(目録、表彰状、年間テーマ、宛名書き等、
当社で何か筆で書くことがあれば、在籍当時は全て任されていました。
サンブログでは、「今月のフィロソフィー」を担当していました☆)

早速体験スタートです。

90分間という限られた時間ではありましたが、
文字を上手に書くコツとして、大事なことを教えていただきました。

それは「丁寧に書く」ということです。
日頃「丁寧に書く」という意識が薄れがちで、まず丁寧に気持ちを込めて書く
という大切なことを改めて学ばせていただきました。

その後は筆ペンに慣れるために、筆全体を使って
丸をつなげて書く練習です。

一見簡単そうですが、同じ大きさでつなげて書くって難しい。。。

次に「永字八法」を教えていただきました。
永字八法(えいじはっぽう)とは、漢字の「永」の字には、
書に必要な技法8種が全て含まれているという事を表した言葉で、
「永」を習得することによって、
ほとんど全ての漢字(楷書)の上達に役立つそうです。

[1] 側(そく)・・点        [2] 勒(ろく)・・・横画
[3] 努(ど)・・・縦画       [4] 躍(てき)・・・横画や縦画からのはね
[5] 策(さく)・・斜め右上へのはね [6] 掠(りゃく)・・左はらい
[7] 啄(たく)・・短いはらい    [8] 磔(たく)・・・右はらい

言われてみれば確かに、トメ、ハネ、ハライ等の要素があるため、
一画一画が難しい気がしてくる。。。
たくさん練習で書いているうちに皆、「永ってこんな文字だったっけ?」と、
ゲシュタルト崩壊が始まりそうでした。

「永」の字を練習し、筆の運び方に慣れてきたら、
本日のメイン「自分の名前」を書きます。

人生で一番書くことが多い「自分の名前」ですが、
自分の名前が一番難しいと感じている人って多いですよね。

筆ペンには少し慣れてきたとは言え、皆さん
やはり名前となるとバランスも難しく、上手くかけない様子

「自分でうまく書けた」と思ったタイミングで
村上先生にご指導いただきます。



お手本を書いていただくと、
「あ!そうかそこはもっと長くした方がいいんだ!」
「横長にならないように意識しないと」
と、それぞれ自分がどこを意識して直せばいいのか気づきます。

お手本をもとに、再度自分の名前を練習し、
最後はのし袋に自分の名前を書いて終了です!
集中して書いていたので、あっという間の90分間でした。

すぐに実践できて、自分の名前が上手く書けるようになりました!
また受けたいといった声が多く、充実した時間を過ごすことができました。

次回はどんな日本文化体験か、お楽しみに★

日本文化部