【茨城県】災害ボランティアへ行ってまいりました

このたびの台風災害で犠牲になられた方々に
哀悼の意を表するとともに、被災された皆さまには
心からお見舞い申し上げます。

今回、10月20日と27日の2日間で、
台風の災害ボランティアに行ってまいりました。
場所は、茨城県の常陸太田市と大子町。
多くの地域で被災されている現状を目の当たりにして、
少しでも困っている方の力になりたいと思い、
社内で災害ボランティアの募集を行い、
自ら手を上げてくれた17名と共に参加してまいりました。


10月20日(日)は、茨城県の常陸太田市へ行ってきました。
常陸太田市では、市内を流れるいくつかの川から水があふれ、
床上まで浸水した家屋にたまった泥の掻き出しを行いました。
9時過ぎにボランティアセンターに到着すると、
すぐにボランティアセンターの車で現場まで送迎してもらい、
我々6名を含む総勢15名で作業にとりかかります。

一緒に作業したボランティアの中には、地元の高校生も数人おり、
休憩時間には他のボランティアの方も含め、
親睦を図ることができました。
初めて会った方でも、同じ作業に没頭することで、
自然と一体感を感じることができるのは、
ボランティアの良いところです。

そして、1日の作業が終わり、ボランティアセンターに戻ると
温かいコーンスープのサービスがあり、
地元の方々が労をねぎらってくれました。
今回は1軒のお宅しかお手伝いできませんでしたが、
少しは地域のお役に立てたのではないか、と思いながら家路につきました。

 

翌週の10月27日(日)。
この日は、社員の地元でもある茨城県大子町に赴きました。
大子町は奥久慈温泉郷と言われ、
古くから温泉街として栄えていた地域です。
今回は、大子町出身の社員から、
どうしても地元の復興に貢献したいという熱いメッセージをいただき、
大子町へ行くことにしました。

この日も、朝早く会社に集合し、2台の車に分乗して現地へ向かいます。
途中の高速道路では、災害ボランティアの無料措置があり、
ボランティア車両証明書の提示にて高速料金もかからずに
現地へ到着することができます。
現地に着くと、2班に分かれて、
泥の掻き出しと家財道具の搬出作業を行いました。
家財道具の搬出作業では、床上まで浸水した家屋で使えなくなった
畳やたんすといった家財道具一式を、
臨時のごみ置き場まで運ぶというものです。
ボランティアセンターでお借りした軽トラックで、
ひたすら現地とごみ置き場を何度も何度も往復。
台風によって被害を受けた家屋から運ばれたごみ処理場には、
大量のがれきがあり、被害の大きさを目の当たりにしました。

帰り際には、地元出身の社員のお母様が、
地元でとれた新米を持ってきてくださり、
ボランティアに参加した社員でお裾分け。
新米は、つやつやで美味しかったです。

お母様、ありがとうございました。

災害ボランティアは、少しでも被災地のお役に立ちたい
という思いでおこないましたが、実際に現地に行ってみると、
現地の人にいろいろと助けてもらったり、声をかけてもらったりと、
自分達が大きな勇気をもらったという思いです。

また、機会がありましたら、
会社を上げてボランティアに参加したいと思います。

(おいかわ)