台湾奮闘記 vol.11

前回、台湾の冬は意外と寒い。と書きましたが、今や連日の30度超えです。
1ヶ月も経たないうちに冬が恋しくなってきました。

台湾に赴任して1年が経過しました。
とある調査で、「海外生活で困ったこと第1位」は言葉でも食事でもなく
「病院」 だというアンケートを見たことがあります。

今までなんとか体調を崩さずにやってきたのですが、
先日ついに病院に行く機会がありました。
歯痛です。夜中に右上の奥歯がズキズキと痛み出したのです。

ん?これはまずいかも・・・という直感がありましたが
「病院嫌い」、「特に歯医者はこわいい」、「ましてや外国の歯医者なんて・・・」
という恐怖心全開で、結局は痛み止めを飲んで何とか眠りにつきました。

翌朝にはぴたりと痛みが引いており安堵したのも束の間、お昼過ぎに
また痛みがやってきました。寄せては返す痛みの波に呑まれながら、
もう無理もう無理だと意識が朦朧とまではさすがになりませんでしたが、
それくらいの気分で歯医者に行くことを決心しました。

先ほどの様子からもわかるよう に、ビビりな私はローカルな歯医者に突撃するような
ことはせず、「台北 歯医者 日本語」と守りのグーグル検索は欠かしません。1

1番目に出てきた「不二牙醫診所」に電話をし、すぐに予約をしました 。
2
緊張しながら 伺うと、とても清潔感のある院内。

優しくて日本語の上手い先生で安心できる雰囲気でした。

先生は私の歯を見るや否や「アー、親不知ダネー。今抜いちゃオ、今」と
驚きのスピード対応で、来院から30分も経たないうちに歯が1本抜かれていました。

しかも、料金は500元(約1800円)。何と無保険の場合でも1,000元(約3,500円)だそうです。

歯医者といえば、時間と お金がかかり痛い所という思い込みを台湾で覆されました。
皆様、歯は大切にしましょう。

4

みよし