本書、著者である藪 孝樹さんは42歳にして2度の上場を果たしています。
まず株式会社ベルパークの常務取締役営業本部長として事業を急拡大させ、
JASDAQへの上場を果たします。
2004年に株式会社モブキャストを起業し、8年後の2012年に東京証券取引所マザーズ市場に上場、
自身2社目の上場を実現。
「25歳で年収1,000万円稼ぎ、35歳で年収1億を稼ぐ」
「70歳でもうやり残したことは何もない、と言って死ぬ」
そう20代に明言し、実現させました。
※後者はこれから実現予定。現在45歳です。
・失敗をして痛い目にあっても、いつかその事を忘れてしまう。
・同じミスを繰り返してしまったり、目標を立てても、
目標を立てたことに満足したりして実行できない。
そしてしばらく経つとまた似たような目標を立てている。
・人間は忘れっぽく、少しでも油断すると周囲に流されてしまう。
・・・・・だってバカですから。
ただ、自分がバカである事を思い返すきっかけをあらかじめ用意しておき、
その都度気合を入れなおせるようにしている。
本書帯紙のキャッチコピーでもある『目覚まし時計』経営論という方法で。
藪さん場合、"月に1回高層ホテルで夜景を楽しむ"。
もともと夜景が好きだったからという理由でもありますが、
ただそれだけが目的ではありません。
「ああ、夜景ってきれだなぁ~」と思ってもその景色は自分の物は何一つない。
お金を払っているから今日一日ここに立っていられるだけ。
「自分って大した事ねぇなぁ~。ちっぽけだな」って確認するきっかけを与え
自分がバカである事を再確認しているそうです。
目覚まし時計は人それぞれでバカである事を思い返すきっかけが大切。
より多くの目標を見据えれば必ず答えは見つかる。
だからこそ『世界70億人をワクワクさせる』という壮大な目標を掲げている。
「どこに向かうのか」をきちんと決めない限りどういう道順でゴールに向かうか考えてもしょうがない。
何をやるべきかという答えにたどり着いたら、それをやらなきゃしかたない。
目標を定めたら逆算してやるべき事を決める。
何か課題がでたら「この課題を絶対に乗り切る」という信念持つ。
常に頭の中では成功しているイメージを持つ事が大切ですね。
ちなみに只今、ミステリアスパズルRPG【18】というスマートフォン向けアプリが
TVCMで紹介されています。本書を拝読し知りました。
調べてみると他にも多くのゲームアプリがございましたのでご紹介します。
モブキャストゲームランキング・・・・。
1位 モブプロ(野球) 2位 モブサカ(サッカー) 3位 モブノブ(信長の野望)
だそうです。
ただ私個人、ゲームをやらないので内容は存じません。
是非、ご一読ください。
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タイトル:世界70億人をワクワクさせる『バカの知恵』
著 者:藪 孝樹
発 行:2015年9月30日
発行所 :株式会社プレジデント社
RPきくち