2017年1月のあらぽー いかに死んでみせるか@弘兼憲史

新井 1月 (404x640)

「いかに死んでみせるか」

「あなたはなんと言って死ねますか?
最後の言葉から見えてくる『生きざま』と『死にざま』」

今月は何を読もうかなと、書店を回遊していたら、
タイトルと帯に惹きつけられ本書を手に取りました。
年齢を重ねてくると、人との別れの機会が増えてきますよね。

本書の特徴は、死を目前にした時の最期の「言葉」を集め、故人の「生きざま」を紹介し、
遺された方々へ「死にざま」がどう影響していくかを紹介しております。

著名人だけではなく、一般の方々の「言葉」も集めており、
何か遠い別の世界の話ではなく、身近な世界観で感じることができます。

著者は、松下電器産業(現パナソニック)を脱サラした、
漫画「課長 島耕作」シリーズお馴染みの弘兼憲史氏です。

弘兼氏の作品には、サラリーマン時代の経験そのものを生かして、
現代社会に生きる大人たちの人間模様を描いたもの多くあります。
私が本書を身近に感じることが出来た要因かもしれません。

「身近に感じる」と書きながらも、なんだかんだ言って著名人の言葉が印象に残ります。

「死ぬときに富は持っていけないが、愛は持っていける」
スティーブ・ジョブス

言うまでもありませんが、スティーブ・ジョブス氏は、
アップル社を創業し25歳で「フォーブス」の長者番付に載った、
世界でも指折りの成功者です。

すい臓がんにより56歳という若さで亡くなってしまうのですが、
彼の人生を振り返る手記には「喜びのない人生」だったことが記されておりました。
成功者であるがゆえの苦労がこの言葉に詰まっており、
富を追うことで満たされる承認欲求がいかに儚いものであると考えさせられます。

富は無いが愛はある!奥さんを大事にしよう!(笑)

#サンブログ #sunblog #書評 #ブックレビュー #いかに死んでみせるか#弘兼憲史

タイトル:いかに死んでみせるか
著  者:弘兼憲史
発  行:2016年4月11日
発行所 :廣済堂出版

RPあらぽー