2016年2月のみやの 一生ブレない自分のつくり方@辻秀一

2016年2月のみやの 一生ブレない自分のつくり方 (480x640)先日、大学入学当初からずっとお世話になっている方とご飯に行ってきました。
その時に渡されたのがこの本。
そういえば、と思い出してみると、この方の講演を一度観に行ったことがありました。

一生ブレない自分、カッコいいですよね。
けど、なかなかそんなことはなくて大抵は
・上司や取引先の主張に振り回されて、いつも自分の意見が言えない。
・部下や後輩に毅然とした態度が取れない。
・仕事やプライベートで決断を迫られた時、すぐに決められない。
・目標達成に向かって頑張っていても、うまくいかないことがあると心が折れてしまう。
というように、
自分はこうしたいという意思とは裏腹にブレてしまうことが往々にしてあると思います。

ではなぜ多くの人がブレてしまうのか。
それは何か判断に迷った時に、その答えを外側ばかり探してしまうからです。
私達がいるこの社会では白黒ハッキリつけられない事が多く、
どのような問題でもこれと言って正解らしい正解はなくて、あーでもない、
こーでもないと、迷ってしまうことばかり。

そのような中で、ほとんどの人が自分自身を見つめるよりも、
外側に正解を探し求めてしまいます。
インターネットやデバイスが普及された現代では、大体の事が調べられます。
ですが、大事なことは大抵自分の中にしかなくて、そこからしか答えは導きだせません。
その時にそのキッカケとなるのが、価値基準とこの本では書いてあります。

この価値基準がある人は
・意見や言動に迷いがなくて、上司や部下、取引先から信頼される。
・正解のない問題にも逃げずに向き合えるようになる。
・トラブルや挫折に強い人間になれる。
とのことです。
ではこの価値基準とはなんなのでしょうか。
それは自分を幸せにしてくれる道具と筆者は書いています。

ではどのようにして作られるのか。
それは人生の節々で感動とともに作られます。
感動と一言で言っても、それは驚きであったり悲しみや喜びだったり人それぞれです。
つまり感動は様々な感情の集合体なのです。
これらに共通して言えるのは何かに強く心を動かされた時に
価値基準が生まれるということです。
つまり、価値基準とは自分の中にしか答えがないもので、
物事の幸不幸を決めるのは捉え方次第ということです。

この本を読み終えて、
自分自身を見つめ直すことの大切さに改めて気がつくことができたなと感じています。
それと価値基準という言葉を自分の言葉で言い換えるのであれば、それは志です。
志があればどんな逆境や壁にぶつかったとしても、
そこにしっかりとした信念や判断基準があるからブレないのだと思います。

今までこのような自己啓発本を読んだことがなかったので、
多くの気づきを得ることができました。
これから年度末に向けてラストスパートになりますが、
この本から気づかせていただいた志を胸にまた今日から仕事に邁進してまいります!!

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タイトル:一生ブレない自分のつくり方
著  者:辻秀一
発  行:2014年9月30日
発行所 :株式会社大和出版

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