2016年3月のみしば なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか@牧野知弘

2016年3月のみしば なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか@牧野知弘 (388x640)私が今月この本を読むことに決めたのは、ふらっと立ち寄った古びた本屋で
目の前に題名の気になる本を見つけたことがきっかけです。

そうです!
今、巷で流行りの「TG」※1です。
※1:タイトル買いのこと。(2月サンブログ、M先輩ブログ参照)

「不動産業」あるいは「不動産屋」と言われて、
皆さんが真っ先に思い浮かべる印象にはどのようなものがあるでしょうか?

「なんだか胡散臭い」「騙されているのではないか?」「地上げをやっている悪い人」・・・、
世間一般ではいつの間にかこういった「負」の印象が
すっかり定着しまっているのが、この業界です。

しかし、不動産というものは、私たちが生活をしていく上で
「欠くことのできない存在」であるとも言えます。

駅前商店街の目立たない場所にひっそりと佇む、町の不動産屋。

ガラス窓には不動産物件のチラシが貼られ、
中をのぞくとおじさんが暇そうに新聞を読んでいる・・・・・。

けれど駅前のそんな不動産屋は、町の中でしっかりと根づいて商売をしている。

実は、彼らこそが不動産の本質をしっかりと理解しており、
不動産がいかに信頼に値するものであるかを、よく知っているのです。

金融商品や預貯金、債権があなたに背いても、けっして裏切らないのが土地。

土地の値段が上下するカラクリを知れば、不動産の持つ不思議な魅力がわかってきます。

本書は、自覚している、していないは別として、
不動産が好きなのに「食わず嫌い」になっている方々に
不動産の持つ本当の価値と、素人でも扱うことができる不動産の魅力をご紹介してくれる本です。

皆様ぜひ読んでみてください。

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タイトル:なぜ、町の不動産屋はつぶれないのか
著  者:牧野知弘
発  行:2011年2月10日
発行所 :祥伝社

RPみしば