入社して早1年が経ちました。
本当に色々なことがあり、多くの経験をさせていただいたなと感じた次第です。
サンフロマン歴1年の私が昨年度を振り返り感じたのは、
目に映るものすべてが新鮮で、時間が過ぎるのがあっという間だったということで、
酸いも甘いも美味いも不味いも…
と前回と同じクダリですが、非常に充実した日々を過ごすことができました。
そんな中、1年の振り返りを行なう中で
ふと本棚に眼をやると、どこか同じようなテイストの本ばかり。
若きサムライのために、男の作法、自分をバージョンアップさせるウンたらカンたら…
男くさい。
いや、男くさすぎるぞ。
もはや男くさいを通り越して、本棚がむさ苦しい。
普通の本棚であるはずなのに、どこかプレッシャーといいましょうか覇気といいましょうか、
そんな雰囲気がプンプンしておりました。
このままでは、ある一定の方向にしか進まなくなってしまうと、
凝り固まったどうしようもない風になってしまう、
その状況に危惧した私は本のテイストを変えることにしました。
ズラーっと見返してみると、自己啓発系の本が多く、
経済本や自叙伝が一切ないことに気がつくことができました。
そこで今月は、自叙伝を読むことにしました。
その本は「本音で生きる」By堀江貴文
今までなんとなくこの方を毛嫌いしてきましたが、
特に理由はなく、テレビでの発言やマスメディアが取り上げるイメージの
先入観に囚われていたなと今だから振り返ることができます。
この本に書いてあることを要約すると、
「しがらみに囚われず、自分の思うように生きればいい」
「本音を言わず、いいことがあるのか」
ということです。
我々企業で働く人間は、企業人であると同時に当たり前ですが社会人でもあり、
この日本の社会を構成している一部分でもあります。
働くということは、生活をしていくということもそうですが、
それ以上に、一人ひとりが社会を創っているということでもあります。
そうした中、誰かから抑制を受け自分を押し殺してしまうことや、
周りを気にして、自分らしい自分でいることができないことに嫌気がするなど
多くの問題を抱え、本当の声をあげられないまま、
毎日を過ごしている人が多いのではないでしょうか。
私はこうしたモヤモヤを抱えていた内の一人でございましたが、
これを吹き飛ばしてくれた言葉があります。
それは「プライドを捨てる」ということです。
よくこれはプライドが許さないとか、
プライドが傷つけられた等世間ではいいますが、
ホリエモンこと堀江貴文氏は
「プライドのないバカが一番強い」
「プライドはないほうがみんなに愛される」
とおっしゃっております。
たしかにそうかもしれない。
言葉では上手に説明できませんが、
プライドという自分の殻があるせいで、
素直になれなかったり、
反発してしまい上手くいかないことが往々にしてあったように感じます。
プライドという壁を取っ払って、素直に受け入れていくこと、
そして誰かに与えていくことで何もかもが上手くいくようになっていると
この本に書いてあります。
現状に何か物足りなさを感じている方。
素直になれず、壁にぶち当たっている方。
ぜひプライドというしがらみを取っ払って、その先の世界を見てみましょう!
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タイトル:本音で生きる
著 者:堀江貴文
発 行:2015年12月15日
発行所 :SBクリエイティブ株式会社
RP みやの