2016年6月のみやの 聞く力-心をひらく35のヒント@阿川佐和子

表紙 (480x640)

どうも。おしゃべり野郎のミヤノです。
この手のタイトルが一番似合わない人物だと自負しております。
今回のテーマは「聞き上手」
自分自身の日々の営業活動を見直す中で、
新卒が入ってきて2年目となる今年。
去年と同じやり方でよいのだろうかと胸にモヤモヤを抱えたまま、
何か変えなきゃと片っ端から本を読み漁り、
心に響いたのがこの本。

「話を聞くこと」
恐らく、私にとって一番苦手なことだと思いました。
「聞き上手」って何なのか。
そもそも「聞く力」って何なのか。
自分の主張を抑えて、相手の話に耳を傾けることなのか。
誘導尋問のように、相手に喋らせることなのか。
それとも…
と、色々考えている中で、著書に書いてあったことは
「とにかく相手の話を楽しそうに聞くこと」です。

急に腑に落ちました。

たしかにそうかもしれない。
相手が楽しそうに話を聞いてくれるとついつい多く話してしまう。
今まで読んできた本の中で登場してきたトップ営業マン達は
誰しもが華やかな人ではなく、むしろパッとしない人が多かった。
だけれども、その方々の共通項は、皆話しを聞くのが上手い。
というよりは、相手の役に立とうと、必死に耳を傾け、
本当に求めていることはこれなんじゃないのかと思考を張り巡らせながらも
相手が話しやすい雰囲気をつくってあげていたなと思います。

本書に書いてあった、「聞き方」のコツを下記に記載させていただくと、
・面白そうに聞く
・自分ならどう思うかを考える
・上っ面な受け答えはしない
・素朴な質問を大切にする
・先入観にとらわれない
・目の高さをあわせる
・知ったかぶりをしない
など、人として当たり前のことが並んでいました。
当たり前のことじゃないか、と頭ではわかっているものの、
なかなか会話の中で意識して行うことが難しいなと感じている次第です。

書かれていた本の名前は忘れてしまったのですが、
「馴れ馴れしい人は相手をこじ開けようとする。
親しみやすい人はまず自分をひらく」
という一節を思い出しました。

日々仕事をしていく中で、話していてもいい手ごたえがない、
営業中に会話が纏まらないということがあると思います。
これに対して光明が射すような、
ハッとさせられるような、
そんな気づきを得られるような本なので、
最近行き詰まりを感じていたり、
現状を変えたいと思っていたりする方、
ぜひ一読ください!!オススメです!!

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タイトル:聞き方 心をひらく35のヒント
著者:阿川佐和子
発行:2012年1月20日
発行所:文春新書

RP みやの