2016年8月のさと、うま 成功する人の考え方@加地太祐

2016年8月のさと、うま 成功する人の考え方@加地太祐 (445x640)

暑い…
蒸し暑い…
そんなある日の浜松町駅すぐの本屋にて。
最近あまり読まなくなった自己啓発本をなんとなくぺらぺら…

どの山に登るかで装備はかわる
実践しなければ知識に意味は無い

ん?ちょっと違うけど、よく見聞きする言葉だ…

盛和塾

…だよな。

「袖すり合う縁」を大切にと叩きこまれている以上、読ませていただきます!

特に印象に残った項は3つ。
以下抜粋させていただきます。


まずは117ページの「志が本物であれば工夫が生まれる」

「いくら方法論、手段を会話したところで意味はない。大切なのは理念という志だ。
有効な手段を持ち合わせていても、志がなければ実践はされない。
しかし、志が本物であれば、人間は本気で手段を探す。だから手段よりも志が大切なのだ」


そして150ページ「問題があることは挑戦している証拠」

「人間は何かに挑戦している時にこそ、問題が発生する。
休日にゴロゴロしているのであれば、余程でない限り問題が起こることはない。
しかし、休日に登山に挑戦しているのであれば、様々な問題を抱えることになるだろう。
装備が足りない、時間が足りない、それらすべての問題は挑戦が生み出しているのであり、
挑戦しなければ、そもそも問題など起こらないのだ。」


さらに、「成功している人は準備し、失敗する人は不安を感じる」

確かに、失敗は自らいだくものであり、挑戦することでまねいたもの。
一方、その挑戦もせずに抱いている不安とは、
自らの心中であり公に向かっているものではない。
公に向かう大きな挑戦とは、当然不安要素のカタマリにほかならないが、
それを諦めてはいけない。
諦めずに立ち向かうには不安というカタマリに打ち克つ「志」をいかに持つか。
「志」を持てば、何も怖いことはない。

例えば江戸時代の武士について描かれている「葉隠」に
「武士道とは死ぬこととみつけたり」とありますが、まさにそうだと思います。
死を否定してはいけないが、死ぬ気になって一生懸命生きろ、という解釈です。


丁度4年に一度のリオオリンピックの時期で、
私もテレビにかじりついていました。

いつもはそんなに考えたことがありませんが、
この時ほど愛国心を感じる機会はありません。
15、6才の選手たちが国のため、応援してくれた皆さんのためにと
涙を流し発する言葉には感動を覚えます。

挑戦しないことで不安と戦う必要性は少なくなります。
しかし誰もが、たとえ失敗しようとも、挑戦している姿に感動を覚えます。
どちらが好みの人生なのでしょうか。

この本やオリンピック選手から、私は大切なきっかけをいただきました。
私も挑戦あるのみです。

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タイトル:成功する人の考え方
著  者:加地太祐(かじ たいすけ)
発  行:2016年1月15日
発行所 :ダイヤモンド社

■関連・参考サイト
成功する人の考え方 | さあ、いますぐ人生を変えてみようか
http://ekusia.com/

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