2016年8月のみやの 金持ち父さん貧乏父さん@ロバート・キヨサキ

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お金。

難しいですよね。

私達が生活をしていく上で、無くてはならないものであるし、
あればあるだけ良いものであると思います。
食べ物を買う。家賃を払う。税金を納める。
その他諸々…と何をするにしても、どこかしら必ずと言っていいほど絡んできます。

みなさん。
お金持ちになりたいですか?
大半の方がこの問いに対し、
『Yes』
と答えるのではないでしょうか。

しかし、
お金というものの性質を理解していますか?
という問いに対しては半分も満たない解答になると思います。

世の中の多くの人々は、会社から給与をもらって、
税金と月々のローンの支払い等が差し引かれ、
そしてようやく現金が手元にくる。
というような流れでお金を手にしているのではないでしょうか。

そして、より多くのお金を手にしようとするのであれば、
新たな資格を習得したり、より一層業務に励むなどを心掛けたりするとのことです。

たしかに、上記を成せば給与は増えると思います。
しかし、それでは給与が増えた分だけ税金が増え、
手元に残る額は微々たるものになります。
このようなサイクルが私達の生活を支配しています。

そんな中で、誰もが多くの資産を手に入れたいと願いつつも、
その方法がわからないから日々あくせくしています。
また、その資産を守る方法を知らないというのが実態です。

この本は実は見えてるようで見えていないそのお金の実態と、
どうすれば資産を守り、増やせるかが記載されています。

さすがベストセラーとでもいいましょうか。
何とも読みやすい。

お金というよりは資産を生み出すためにどうすれば良いかということと、
世間一般で言われる成功者の方々がどのような考えを持って資産を運用しているのか、
その仕組みの入口を知ることができました。

この本を読むきっかけとなったのは、
いつもお世話になっている仲介業者様からご教授いただいた一言がきっかけです。

その一言は「知らないということは罪だ」ということ。

ここだけ切り取ってみると、はて何のことやらという感じですが、
その前段で不動産の相続や資産家の方々のお困りごとについてお話をしていました。

ただ私には知らない世界の話ばかりで、正直現実味を帯びておらず、
ついていくことができませんでした。

無知ということは、裸に槍一つでジャングルに飛び込むようなもので、
知識も経験もない無防備の状態で世の中を歩くには少々厳しいものがあり、
それでは仕事をした先にいる方々を幸せにできないということで、
この言葉をいただきました。

この本に出会って実際に私の懐に諭吉さんや野口さんが
舞い込んできたわけではございません。
ですが、お客様や世間でお話をしていく上で欠かせない知識にはなりました。

知っているということと、できるということは大きく差がありますが、
知っているということと、知らないということでは天と地ほどの差があると思います。
1から100を生み出すのと、0から1を創りだすほどの差です。

先日からコミュニケーションの本を読むと謳ってきた私ですが、
いきなりの変化球でございます。
ですが、人様とお話させていただく中では
欠かせないコミュニケーションツールになりました。

ベストセラーと呼ばれるだけあって、勉強が苦手な私でも理解できる内容でした。
ちなみにアメリカでは12歳前後のティーン達がこれを学ぶそうです。
衝撃です。

皆さまもぜひ一度お手に取ってご覧いただければと思います。

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タイトル:金持ち父さん貧乏父さん
著者:ロバート・キヨサキ
発行:2000年11月9日
発行所:筑摩書房