今月は、「はじめてのIoTプロジェクトの教科書」という本をご紹介させていただきます。
実はこの本、私たちが毎月書かせていただいている
この「有楽町の営業マン本を読む!」のブックレビューを読んでいただき、
「ぜひ、この本も紹介して欲しい」という連絡をいただいたことをきっかけに読ませていただきました!
とはいえ、面白くないものをブックレビューとしてご紹介するのも、
普段ブックレビューを読んでいただいている皆様には失礼な話。
読んでみて面白くなければブックレビューで書かないことだって、もちろん考えていました。
にも、のにも、のにもかかわらず、読んでみると面白いではありませんか!!!
面白いだけじゃなく、読みやすい!
しかも、本の内容が「IoT」。
目紛しく変化していく現代で、いま一番注目されているものがこの「IoT」。
私も正直、IoTとは具体的に何?これからどうなっていくの?というぐらいのIoT素人。
ちょうど読んでみたい内容がこの本に書かれていました。
求めている人のところには求めているものがくるのですね(笑)
本書は、ユカワ教授、フミ社長、ヤマダ新卒という3人の登場人物がおり、
その3人がIoTについて学び、それをビジネスにするために
試行錯誤していく会話形式で進んでいきます。
IoTの現状から、将来どうなるのか?
また、それをビジネスにつなげるために必要な内容が本書には身近な例をあげながら書かれています。
ライブドアの元取締役社長CEOである堀江貴文氏が本書を推薦するのもうなずける!!
いまを生きている私たちには逃げることのできない、
でも、逃げずに向かっていけば大きなチャンスになるのがIoT。
そのことがわかるのが一冊です。
IoTなんてよく分からない。
そんな私が読んで、「IoTならこんなこともできる。これをビジネスにできそう!」
と前向きになっちゃったんです!
IoTでビジネスをしたい。でもどうすればいいのかわからない。
という人は、すぐにでも取り掛かるためのイメージができる本です。
そもそも、IoTとは「Internet of Things(モノのインターネット)」の略。
つまり、従来は主にパソコンやサーバー、プリンタ等のIT関連機器が
接続されていたインターネットにそれ以外の様々な”モノ”を接続することを意味します。
とはいえ、IoTってイメージができない。
自分には関係ないと考えている人も多いと思いますが、みなさんがいま手に持っている、
もしくはいま使用しながらこのブックレビューを読んでいただいているそのスマホ!
それだって立派なIoTなんです!知っていましたか?
電話にインターネットをつなげ、いまや買い物だってこのスマホ一つでできてしまう。
銀行の口座残高だってアプリを見れば確認できちゃうそんな便利な世の中。
普段の生活で、「これ不便だな」という事象にフォーカスし、
それをIoTにすることで解決できないかを考える、その『仕組みづくり」が一番大切。
ビジネスとして成り立つIoTの条件を本書より抜粋させていただきます。
・多くの人が欲しいと思えること
・すぐに使えること
・ITを意識させないこと(使う人に)
・便利になること
・企業がきちんと儲かること
詳細については割愛させていただきますので、ご興味のある方は、是非、『はじめてのIoTプロジェクトの教科書』をお読みください。
こんなにも「すぐ読める。誰でも学べる。実用的。」の三拍子が揃った本はありませんよ!
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タイトル:はじめてのIoTプロジェクトの教科書
著者:武下真典、幸田フミ
発行:2016年9月1日
発行所:株式会社クロスメディア・パブリッシング
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