2016年11月のこしいし 東大主席弁護士が教える「ブレない思考法」@山口真由

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こんにちは。とっても久しぶりのブックレビューです!
RPこしいしです。

宅建試験も無事終了し、私がお世話になった参考書「とらの巻」についてなら
いくらでも書けるのですが、、、、
(ちなみにとらの巻、本当にお勧めです。来年受験する方、是非使ってみてください!)

思い返せば今年度は「週に1冊の本を読む」という大きな目標を掲げていた私。
しかし半期が過ぎて振り返ってみると、ブックレビュー用の本しか読んでいません!!!
なんならこの三ヶ月間はブックレビューすら書いていないではないか。
と自分自身のだらしなさに改めて気づかされました。
ということで心を改め、久しぶりのブックレビュー、スタートです!!!!!

今回の本の著者は、山口真由さんという方です。
この方は東大を主席で卒業し、在学中に司法試験に合格、
その後財務省に入省し現在は弁護士として活躍している輝かしい経歴の持ち主です。

彼女は決して天才肌などではなく、
睡眠、入浴、家族との電話以外は全部勉強に充て、睡眠時間はわずか3時間。
勉強のしすぎで、時には「蛍の光」が幻聴で聞こえてくるときもあったとか。

そんな血のにじむような努力をしてきた彼女も、
財務省入省時は勉強のときとは違う苦労をしたそうです。

勉強は常に「インプット」。
対して、仕事は「アウトプット」の作業がほとんどです。

報告、連絡、相談、会議での発言やプレゼンテーション。
これらはいくらインプットの量を増やしたからといって、
比例して出来るようになるものではありません。

ではこのアウトプット力を高めるためにはなにが必要か。
それがこの本の大きなポイントとなる「俯瞰力」だと著者は記しています。

初期段階では、まず手を動かす。
それが出来たら、手を動かしながら頭で考える。
それもこなせるようになったら、頭を働かせる範囲を広げて「全体を見る」。
物事を全体で捉えることが出来れば、仕事も効率的に進めることができます。

ただ、未熟者の私にとってこれがとてつもなく難しいのです。。。
これが出来ずに、入社してから何度怒られたことか!!!

まずひとつの仕事をいつまでに終わらせる。
そのためにやらなければいけないことを整理し、全てに順位と時間をつける。
時間通りにうまくいけば何も問題はないのですが、これが私にとって最大の難関。

時間を意識すること。
これが仕事を進める上で一番大切なことだと考えます。

時間を意識すれば集中力も自然とついてきます。
限りある時間を効率よく使えるように、
「自分を正しく認識する」ことが俯瞰力を高めるコツです。

できる時間を正しく認識する、できないならできないと勇気を持って口に出し、
周囲の先輩方に助けていただく。これも手段のひとつです。

この本は、個人的に仕事に一番役に立ちました。心がしゃきっとします。
ぜひご一読を。

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タイトル:東大主席弁護士が教える「ブレない思考法」
著  者:山口真由
発  行:2015年3月31日
発行所 :PHP研究所