2020/07/21中央区で起業するために利用できる助成金・支援制度

起業するためには、準備しておくべき事は色々とありますが、その中でも必要不可欠なのが、資金です。

東京都中央区でも、起業家に向けた助成金や支援制度がありますので、上手に利用したいものです。

早速、東京都中央区で起業する場合に受け取れる助成金・支援制度についてご紹介します。

創業支援事業

中央区では、産業競争力強化法に基づき創業支援事業が推進されています。

中央区内で創業を予定している場合、区の実施する2つの特定創業支援事業のうちどちらかを利用すれば、証明書の交付により優遇措置を受けることができます。

特定創業支援事業

出張経営相談(創業相談)

中小企業診断士に希望の場所で創業の相談ができます。年度内5回まで無料で利用可能です。

起業家塾

起業や経営に必要な基本的知識を習得するためのセミナーに参加できます。定員制で、9月~10月ころに実施されています。

優遇措置

会社設立時の登記にかかる登録免許税の軽減

株式会社または合同会社は資本金の0.7パーセントの登録免許税が0.35パーセントに軽減されます(株式会社の最低税額15万円の場合は7.5万円に、合同会社の最低税額6万円の場合は3万円に軽減)。

合名会社または合資会社は1件につき6万円の登録免許税が3万円に軽減されます。

創業関連保証の特例が、事業開始6ヶ月前から利用の対象に(通常は創業2ヶ月前から)

情報化支援(中小企業ホームページ作成費補助)

起業の際には、オフィスだけでなくホームページも用意しなければなりません。

中央区では、区内の中小企業・個人事業主がホームページを新規作成・変更する際に制作費の一部を区が補助しています。

この支援制度の申請には創業枠が設けられており、創業時にホームページを開設するための制作費用を補助してもらうことができます。

創業枠の補助額は対象経費の総額の3分の2(限度額6万円・千円未満の端数は切り捨て)です。

対象の経費はホームページ作成ソフト購入費、ホームページ作成教材購入費、ドメイン取得料を含みます。

創業枠の支援制度はホームページの新規作成費用のみが対象なので、すでにホームページを持っている場合には対象になりません。

中央区の助成金・支援制度まとめ

中央区で起業するなら、ぜひ創業支援事業と中小企業ホームページ作成費補助を活用しましょう。

返済の必要がない助成金は資金調達の大きな力添えとなります。

きちんと助成金や支援制度を受けるためには、申請の要件や受付期間に充分注意してください。

また、最新の情報や詳細は東京都中央区の公式ホームページにてご確認ください。

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