2021/06/18下町と最先端のビジネス街にほどよく分かれたエリア・江東区

東京23区の東部に位置する江東区は、東西を荒川と隅田川に挟まれ、南は東京湾に面した地域です。

豊かな水辺と緑に囲まれていることから「水彩都市」とも呼ばれ、古くから神社仏閣や住宅街などが立ち並ぶ活気のあるエリアとして知られています。

2020年には東京国際クルーズターミナルが開港したことで首都東京への海の玄関口としてさらなる発展が望めるエリアです。

都心へのアクセスが容易

江東区を通る電車はJR総武本線、JR京葉線、東京メトロ東西線・有楽町線・半蔵門線、都営新宿線・都営大江戸線、新交通ゆりかもめ、東京臨海高速鉄道りんかい線など10路線、28の駅を利用することができます。

大手町、銀座、秋葉原へは10分ほどで移動することができ、都心へのアクセスも非常に便利で、ビジネスの拠点としてオフィスを構える企業が多いのもうなずける立地です。

また区内はバス網が充実しており、東西の移動は電車が便利ですが、南北へは駅をつなぐようにバスが走っているのでこちらが便利です。

さらに水路をつかった水上バスや水陸両用バスなどでも都心方面へアクセスすることもできます。

歴史と風情がある北側、最先端のオフィスビルが多い南側

江東区はその歴史から北と南で街の風情が異なっており、北側は古くから下町として栄えていたことから歴史や文化が色濃く残っており、南側は埋立地として近年再開発が進んだことでより都会的な機能を多く備えたエリアです。

北側に亀戸・森下・住吉エリアと門前仲町・木場・東陽町エリア、南側に潮見・辰巳・新木場エリア、豊洲・有明エリアの大体4つのエリアに分けられます。

JR総武本線、都営新宿線沿いの亀戸・森下・住吉エリアは商店街なども多く、昔ながらの下町情緒が多く残るエリアです。東京の副都心の一つとして古くから栄えている商業地であり、長く住む人も珍しくなく、住みよい街として人気を集めています。

江東区役所などの行政機関や有名企業が多くオフィスを構える東陽町、江東区内最大の繁華街といわれる門前仲町がある門前仲町・木場・東陽町エリアは、江東区内でも特に人が集まるオフィス街です。日本橋、大手町に直通する東京メトロ東西線沿いで利便性の高さが魅力です。

南側の臨海部は築浅で大面積のオフィスビルが多いことが特徴的です。夢の島公園や運動施設などが多くある潮見・辰巳・新木場エリアには巨大な物流センターや倉庫が多く、物流系や工業系の企業が多くオフィスを構えています。

豊洲・有明エリアは最先端の設備を備えたハイセンスな高層オフィスが多く、景観の良さや付近の商業施設の多さに加えて、今後さらに交通網の拡充計画があることから、さらにオフィス街として発展が見込まれるエリアです。

エリアによって地域色がかなり異なる江東区ですが、今後、下町エリアにも再開発が進んでいく予定ですので、さらに働きやすい環境が整っていくことでしょう。

理想のオフィスをかまえる立地として、江東区はますます魅力を増していきます。

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