2019/10/24理想のオフィスを効率よく探すために……不動産用語を解説します

オフィス移転のために不動産情報をチェックしていると、「よく見かけるけれど、正確な意味がいまいちよくわからない……」なんて思う言葉に出会ったことはありませんか?不動産業界で使われる言葉には、独特なものも多いもの。戸惑ってしまうのも、無理はないのかもしれません。

とはいえ、こうした用語についても正しい知識を持っておけば、オフィス探しもよりスムーズに進むはずです。そこで今回は、不動産情報でよくある用語について基礎知識をまとめます。

坪数とは?

賃貸オフィスの情報をチェックする際に、欠かせないのが坪数に関する情報です。オフィスの広さに関わる情報だとはわかっていても、具体的に1坪がどのぐらいの面積のことを指しているのか、イメージできない方は少なくありません。1坪とは、約3.3平方メートル。大体畳2帖分の広さを指しています。30坪と表記があれば、3.3×30=99平方メートルほどの広さと考えてよいでしょう。

ネット、グロスとは?

賃貸オフィスの面積の表し方では「ネット」と「グロス」という言葉があります。ネット面積とは、オフィスとして実際に使うことが出来る専有部分の面積。グロス面積とは、オフィスとして使える専有部分以外に給湯室・EVホール・トイレ・廊下などの共用部分を含んだ全体的な面積を指しています。

そのため同じ面積、同じ賃料の賃貸オフィスであっても、ネット面積で表記されているほうが実際に使うことができる面積が広く、なおかつ坪単価としては安いということになります。ネット面積とグロス面積の違いはかなり大きいので、オフィス選びの際は必ずチェックしましょう。

OAフロアとは?

OAフロアとは、床部分をあえて二重の状態にして、床の下にネット回線や電源コードなどの配線を繋げられる空間を確保したタイプのフロアを言います。現代のオフィスに、ネット回線や電気は欠かせませんが、限られた場所からオフィス中に張り巡らそうとすれば、床中コードだらけになりかねません。床下であれば、それぞれの配線が人の動線を邪魔せずに、必要な場所にストレスフリーで各種機器を設置できることでしょう。

OAフロアを選ぶ時には、その高さや軽さにも注目してみてください。配線容量が少ない場合、事前に想定していたような使い方ができない可能性もあります。10センチ程度の高さがあれば安心ですが、あまり高いと今度は空間全体に圧迫感が生じてしまいます。物件ごとの特色を見極めた上で、OAフロアについても判断してみてください。

耐震基準とは?

耐震基準とは、建築基準法で定められている建築物の基準の一つです。地震が起きた際にも建物が簡単に倒壊しないよう、細かく定められている基準となり、これを満たさなければ建築物は建てられません。この耐震基準には旧耐震基準と新耐震基準という2つの種類が存在しており、新耐震基準の方がより厳しい内容となっています。

各地で地震被害が増えている現代ですから、賃貸オフィス探しをする際にも、新耐震基準にこだわって物件探しをする方も少なくありません。ぜひチェックしてみてください。

まとめ

初めて賃貸オフィスを探す際には、不動産業界独特の用語に戸惑ってしまうこともあるかもしれません。しかしわからないことをそのままにするのではなく、一つずつ確実にチェックしていくことが、満足いくオフィス選びのポイントだと言えるでしょう。

今回紹介した用語以外でも、わからないことがあれば、ぜひサンフロンティア賃貸にお問い合わせください。お客さまのオフィス探しを、誠心誠意サポートいたします。

TOPへ戻る