2022/06/27時間貸し、曜日貸し、ドロップイン…レンタルオフィスのタイプと特徴

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テレワーク・リモートワークがワークスタイルとして浸透してきているなか、オフィスの時間貸しや曜日貸し、ドロップインと呼ばれる柔軟な契約形態のレンタルオフィスが増えています。

毎日出社する必要はないものの、オフィスを使いたい企業にとっては大変便利な存在です。

時間貸しや曜日貸し、ドロップインの特徴やメリットについて詳しくご紹介します。

レンタルオフィスとは?

レンタルオフィスの特徴は、基本的にはインターネット、備品やOA機器などを他社と共用し、水道光熱費、通信費、印刷費などオフィスに必要なものをレンタル料金に含めて、 オフィスとしての造りができている場所を貸すという形態です。

従来の賃貸オフィスのように自社で電気、通信網、備品などすべて取り揃える必要がなく、入居・退去までオフィスにかかる必要経費を大きく削減できるのもメリットです。

レンタルオフィスによっては個室・一部共用スペース・フリーデスクなど場所を選べたり、受付や郵送物の転送など必要するサービスを利用できたりします。

時間貸し、曜日貸し、ドロップイン…種類ごとの特徴は?

時間貸し、曜日貸し、ドロップインは月単位でオフィスを借りる必要がなく、必要な時間帯や曜日だけ借りたいという要望に応える契約形態です。

それぞれの特徴を見てみましょう。

1.時間貸し
・平日10時から12時までなど、使いたい時間帯だけ契約する。

2.曜日貸し
・毎週使いたい曜日だけ契約する。

3.一時貸し(ドロップイン)
・利用日や利用時間を決めずに、利用したい時間だけ借りてその都度料金を支払う。

レンタルオフィスによっては、隔週での曜日貸しや月に数日だけなど形態もいろいろあります。

常用としての利用はもちろん、通常は自宅でテレワークだけどリフレッシュのために一時的に利用するなど、さまざまな目的のために利用しやすいのもメリットの一つでしょう。

ほかにも、レンタルオフィスの共有部分を通じて他社の人との交流が生まれ、ビジネスチャンスや学びに結びつくきっかけになる可能性も考えられます。

新しいワークスタイルの一環

さまざまなワークスタイルが生まれている昨今、社員の働き方に合わせて働く場所を考えることが重要になってくるでしょう。

最近ではオフィスの規模を縮小し、ミーティングなど特定の業務の時だけ出社する企業が増えています。

また、自社オフィスがある場合でも、業務体制や状況によってサテライトオフィスを一時的に利用したい時があるでしょう。

業務上の機密を保持しつつ、サテライトオフィスとしても利用できるタイプの時間貸しや曜日貸しは、レンタルオフィスの中でも活用の幅が広いスタイルだといえるでしょう。

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