2020/07/18テレワークで仕事を効率的に進めるためには?

テレワークは、急激に拡大しつつあるワークスタイルです。

職場にとらわれず仕事をするメリットは多々あります。とはいえ実際にテレワークを実践してみると、「効率が悪い」というデメリットに悩まされた方も多いのではないでしょうか。

テレワークでも、効率よく仕事をすすめるためのコツを紹介します。

仕事のための「場所」や「時間」を区切ること

特に自宅でテレワークを行う場合、「気持ちの区切りがつかず、なかなか集中できない」と語る方は少なくありません。

「仕事=職場」という認識が根付いている方にとって、そうした思考の癖をすぐに取り除くのは難しいでしょう。

だとしたら大切なのは、「職場以外の場所でも、上手く気持ちを切り替えるための対策を行う」ということです。具体的には、以下のような対策を実践するのがおすすめです。

  • 自宅の中に、「仕事専用スペース」を用意する
  • 時間割りで、仕事に取り組む時間を決める
  • 仕事中にだけ流す音楽を設定する
  • 外に出なくても、仕事用の服に着替える

どれもちょっとした行動なのですが、気持ちを切り替える効果は抜群です。

仕事に取り組む時間を決める時には、家族の協力も必須となりますから、事前にしっかりと相談しておきましょう。

時間の計測にはタイマーを使い、オンとオフを強制的に切り替えるのもおすすめの方法です。

ビデオ会議は、事前のルール設定で無駄を省く!

テレワークで欠かせないのがビデオ会議ですが、不慣れな時期には、「ただなんとなく会議の時間が過ぎていく」なんて失敗もありがちです。

こちらも事前にルール設定をしておくことで、効率をアップさせられるでしょう。

時間や会議の内容はもちろんのこと、会議中の発言ルールについてもまとめておくと安心です。

画面越しにお互いの反応をチェックするのは、意外と難しいもの。チャットや各種ツールも使って、お互いのコミュニケーションに役立てましょう。

社内コミュニケーションを充実させる

通常勤務と比較して、テレワークでは周囲との関係性が希薄になりがちです。チームで仕事を進めている場合、コミュニケーションをとる機会が少なくなることで、仕事効率がダウンしてしまうケースも少なくありません。

テレワークだからこそ、普段以上にコミュニケーションを取れるように工夫しましょう。

  • ビデオ会議の前後に、雑談タイムを設ける
  • ビデオ会議システムを活用した、ランチタイムミーティングを行う
  • お互いの仕事内容や書類を、共有できる仕組みを整える

自分一人で仕事をしていると、どうしてもペースが乱れがちです。

一方で、テレワークであっても周囲とのつながりを自覚することができれば、仕事の効率についても意識が向かいやすくなります。

仕事をする場所が離れているからこそ、「チームで仕事をする」という意識を保てるように工夫してみてください。

まとめ

子育て中や介護中でも、「テレワークなら仕事がしやすい!」という方も多いのではないでしょうか。

テレワークの普及によって、日本のワークスタイルも大きく変化していくのかもしれません。

とはいえ職場以外で仕事をするのが普通になれば、「どうやって効率を上げていくのか」についても、より真剣に考える必要も出てくるでしょう。今回紹介したポイントも踏まえて、自分なりのテレワークスタイルを作り上げてみてください。

TOPへ戻る