東北研修旅行に行ってきました!

いつもありがとうございます!

11月14(木)~11月16日(土)の3日間、
平均年齢34歳、総勢42名で東北地方へ行って参りました!

研修のテーマは「東北から全員の志をひとつに」です。
東北人のもつ美しく純粋な生き方を強烈に学び、感じることができる研修となりました。
地元の方、バスの運転手さん、ガイドさん、お店の方々、本当に暖かい人達でいっぱいでした。
ありがとうございました!またお伺いします!

それでは中身の濃い3日間をダイジェストでご紹介。


131116_03_011日目 福島県会津若松市~宮城県仙台市

6時15分
東京駅集合。

東北新幹線で福島県の郡山駅へ出発。


131116_03_029時30分
一同郡山駅からバスに乗り換え、
江戸時代の会津藩が誇る教育施設「会津藩校 日新館」へ。


131116_03_03中では日新館館長による講和を拝聴。「什の掟」にはじまる会津の徹底した教育を学びました。


131116_03_0411時30分
昼食は「桜肉(馬肉)」の名店「鶴我本店」へ。


131116_03_05「会津桜鍋ランチ」を堪能しました。


131116_03_0612時40分
次は戊辰戦争の戦地となり、
多くの若き白虎隊士が自刃を決断した飯盛山へ。


131116_03_07 131116_03_08引き続き「滝沢本陣」「さざえ堂」「白虎隊記念館」と駆け足で見学します。


131116_03_0915時
鶴ヶ城に移動し全員で記念撮影。


131116_03_10そのあとは2時間限りの自由行動。

それぞれが鶴ヶ城や蔵造りの街並みが美しい
七日町通りに行ったり、
スイーツを堪能したりお土産を購入。

会津から仙台へ移動します。
1985年の大晦日に日本テレビで放映されていた
長編「白虎隊」のDVDを見ながら移動です。
移動中も頭は休ませません。


131116_03_1119時30分
仙台へ到着。
ホテルに荷物だけ置いて、食事会場へ移動します。

20時~
牛タンの美味しい「集合郎」へ
昨年に続いてお邪魔しました。
その後は各自二次会へ向かい、
仙台の夜を満喫しました。


131116_03_122日目
宮城県仙台市~宮城県南本吉郡南三陸町

9時
仙台からバスで2時間。
南三陸町十三浜へ到着。

ボランティア活動を3時間行いました。


131116_03_13やることはただひとつ。

海岸から震災で亡くなられた方々の骨や遺品を探し出すこと。


131116_03_142年半前に2万名近くの死者を出した波を背に、
気が付くと42名全員が
無言で砂利をかき出し続けていました。

今回参画させていただいた
DSP災害支援プロジェクト」の皆さんは、
今もなお東北の海岸線を北上しながら
清掃作業を続けております。


震災から約2年7ヶ月が過ぎ、私達の記憶から過ぎ去ろうとしていますが、
被災地の復興はまだまだこれからです。

この日縁あって現地に赴き、ひたむきに作業した時間は、決して忘れることはありません。


131116_03_1713時
午前中の作業を終え、
一路南三陸さんさん商店街へ。


131116_03_15この商店街は、復興を願う地元の事業者30店が軒を連ねた仮設の商店街です。


131116_03_16どーーーーん
とイクラや海の幸がごはんを埋め尽くす、
南三陸名物キラキラ丼を堪能。

豊楽食堂の五目ラーメンもお勧めです!


131116_03_1814時
昼食のあとは
東日本大震災でも大きな被害を被った南三陸町を、
ガイドサークル汐風の鴻巣様(南三陸町環境協会理事)
にご同行いただき、ご案内いただきました。


最後に旧防災対策庁舎へ。
131116_03_19 131116_03_20メディアを通してご覧になった方もいらっしゃると思いますが、
ここで鴻巣様より自分の命よりも町民のためにと毅然とアナウンスし続けた、
遠藤未希さんのお話を伺いました。

20メートル近いチョコレート色の壁が目前に迫っている中、数ヵ月後に結婚を控えた彼女の覚悟。
鴻巣様は熱く、涙をこらえながら私達に教えてくださいました。

震災を風化させない、教訓にしてほしい、そんな想いではじめたガイドは、
こちらから予約できますので、皆さんも是非体験してみてください。


131116_03_2218時30分
本日の宿泊先「南三陸ホテル観洋」へ到着。

19時30分
夕食スタート。
地物のお刺身はもちろん、
活きあわびの焼き物まで海鮮盛りだくさん!


131116_03_23 131116_03_24一息ついたところで、入社2年目のみんなから
今日までの気づきを一言ずつ。

その晩は大部屋に集まってお酒を酌み交わし、
白虎隊を鑑賞し、朝まで語り続けました。


3日目 南三陸町~岩手県一関市、平泉町

7時20分 最終日はホテルからの綺麗な朝日を横目に、早々に朝食をすませて岩手県へ。
通常時間でしたら海に面した露天風呂で朝日を眺めることができますよ。


131116_03_25 131116_03_269時
まずは日本百景のひとつ「猊鼻渓」で舟下りを体験。
気温は0度近くでしたが、船頭さんの気分ものりのりで楽しかった。


131116_03_2711時
征夷大将軍、坂上田村麻呂が悪路王を征伐し、
108体の毘沙門天を祀ったと伝えられている達谷窟毘沙門堂へ。


131116_03_28紅葉とお堂の朱が重なってとっても綺麗です。

顔面大仏なる彫り物もあり、見ごたえありました。


131116_03_2912時
すでに空腹も絶頂期、
そこで「平泉レストハウス」へ移動し昼食です。

本日は岩手が誇る「前沢牛」を、
贅沢ですが遠慮なくいただきます!


131116_03_3013時
午後は世界文化遺産に指定された「中尊寺
から散策スタート。


131116_03_3111世紀、奥州藤原氏は戦死者の霊を慰め、平和を願う心から、
当時朽ちていた中尊寺の再興に着手しました。


131116_03_32金色堂」は藤原4代のミイラが安置されており、
堂内の装飾は一見の価値あります。

※写真は金色堂を覆っている覆堂の前で
(金色堂は撮影禁止です)


131116_03_33131116_03_34続いて「毛越寺」へ。中尊寺と同じく世界遺産に指定された浄土庭園です。

坐禅を体験し、心を落ち着かせたあとに、浄土庭園を散策しました。
夕暮れ近い静けさの中、大泉が池から望む金鶏山や、
周囲の大自然とが重なる美しい景観に包まれながら、心がすーっと洗われていきました。


今回訪れた東北の人々は、広大に堂々と芽生える大自然と同様、
美しく、まっすぐで、純粋で、どこにも利己的な心はありませんでした。
本当に濃厚な3日間でした。

雄大な大地に咲く美しい一輪の花は、綺麗に咲こうとしているのではなく、
一生懸命生きた結果、あのように美しく咲きます。
若き白虎隊士は命よりも、気品ある生き方を大切にしていました。

東北は、今を一生懸命生きることの大切さ教えてくださいました。


今回の旅路の詳細はリンクいたしております。

東北旅行のご参考にご覧下さい。

会津若松観光情報サイト
http://www.aizukanko.com/

DSP災害支援プロジェクト
http://dsproject.org/

南三陸町観光協会公式ホームページ
http://www.m-kankou.jp/facility/kiriko/


東北出身幹事長 さとう