大盛部所属の川田です。
約3年前に運動不足解消のためにクロスバイクを購入したところ、はまってしまいました。
トライアスロンのリレータイプのバイク担当として誘われた時、
距離が105㎞と聞いて一瞬ひるみましたが、
佐渡の自然を好きな自転車で走れる点に魅力を感じ、やってみようと思いました。
…ところが練習会に出てみると、とにかく大変でした。
意識が朦朧としてくるうえ、走り終わると立ち上がるのも大変な状態に。
トライアスロン出場に向けての決起会では、
諸先輩方から小木の坂という難所についての話を伺い、さらに不安に。
なんでも、今までに見たことのない直角の坂が、最後の最後に待ち構えているということでした。
その話を聞いた私は、何を血迷ったか大会一週間前にもかかわらず、
平日の業務終了後に都内を106㎞走りました。
時間にして7時間。(信号があるため)夜中の3時半になっていました。
さらに、左膝裏に痛みが…。
焦って余計なことをしなければ良かったと後悔したのでした。
そして当日。
目標は4時間半で完走。
この日は曇りのち大雨で大変涼しい日でした。
リレータイプ、スイム担当の吉田さんの姿が見えた時、
絶対完走しようと自分に誓いました。
不安はありながらも他の選手の熱気に
包まれながら、良い緊張感のなかでスタート。
練習会の時にあんなに疲れたのに、
不思議と疲れも心地よく、
仲間と一緒に頑張っているという
満足感でいっぱいでした。
小木のエイドステーションでは、サンフロメンバーが。
皆、雨の降る中、笑顔で迎えてくれました。
そして、リレータイプですでに泳ぎ終わっていた吉田さんから
スマイルとともにドリンクを受け取りました。
小木の坂はというと…あまりにも事前に脅されていたため、
坂に差し掛かってからも、まだまだ続くに違いない、
こんなもんでは終わらないはずだと自分にプレッシャーをかけ続けました。
その結果、坂が終了したことにも気づかず
(小木の坂の後も緩やかな坂は何ヶ所かあるため)に完走できたのでした。
タイムは4時間5分。
無事にリレータイプのラン担当の伴野さんへと
タスキを繋ぐことができひと安心。
体調の悪い中、伴野さんも一生懸命走ってくれ、
サンフロ初の女性リレー完走。
参画者全員が完走を果たしました。やっぱりスポーツって素敵ですね。
女性も男性も皆かっこいいです。そして絆が深まります。
一生思い出に残る経験をさせていただきありがとうございました。
麹町店 川田